[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
公開年:1988年
公開国:アメリカ
時 間:90分
監 督:アラン・メッター
出 演:ジョージ・ゲインズ、デヴィッド・グラフ、マイケル・ウィンスロー、レスリー・イースターブルック、クレア・フォーラニ、ロン・パールマン、チャーリー・シュラッター、クリストファー・リー、G・W・ベイリー 他
ロシア製の“THE GAME”というポータブルゲームが、世界規模で大ヒット。老若男女問わず、人々を夢中にしている。実は、このゲームの製作者はロシアンマフィアのボス、コンスタンティン・コナリ。何やら、このゲームソフトを用いて、とんでもない悪事を企んでいるという情報をロシア警察が掴む。ロシア警察は、かつてコナリをアメリカで追い詰めたことがあるラサード校長に支援要請。ラサールは、ジョーンズ、タックルベリー、キャラハンに加え、現アカデミーで成績優秀な生徒を一人同伴させることに。しかし、ちょっとした手違いで、高所恐怖症が原因で放校寸前だったコナーズが選出されてしまう。かくして、彼らにハリスを加えた6人がモスクワに到着するも、早々にラサールは行方不明になってしまい…というストーリー。
『ポリス・アカデミー'94 モスクワ大作戦』という邦題だったこともある模様。だが、どう小手先で策を弄しようとも、如何ともしがたい品質の悪さは覆せない。
前作から5年経過したことは仕方がない。5,6作目の質が悪過ぎたから。なら、5年ぶりの作品らしくもっと気合いを入れろ!と喝を入れたくなる。
“THE GAME”が大流行ということなのだが、使用しているのはゲームボーイ。カートリッジがささっていない。やる気ないのかよ小道具係!とは思ったが、まあそこは許そう。でも後に、パソコンで起動するとか、よくわからない描写が出てくる。パソコンゲームなの?
ハイタワー消える。役者さんがお亡くなりになった模様。残念。フックス消える。なんとニックが消えて、似たキャラのコナーズが登場。しかし、現地通訳との恋話ばかりで、あまり捜査の役に立たない。新米で旧メンバーとのエピソードがないから、かみ合わない。
コナーズは高所恐怖症というキャラ付けがされているのだが、後に通訳とのデートの時などに、思い出したようにちょこちょことその設定が出てくるのだが、ストーリー上、全然必要がない。はっきりいって邪魔な子。この子はいらない。タックとかジョーンズとかの活躍の場を増やし、ロシアのアカデミーの子をキャラハンが鍛えればよかったのだ(いろんな意味で)。
ジョーンズが公園で子供の自転車に乗っているときに狙撃されるシーンの意味が全然わからない。全然ギャグになっていなくて、かなりヒドい。
早々にラサードは行方不明になり、完全別行動。おとぼけを連発してはくれるのだが、いまいち面白くない。言葉の通じないロシア人とのすったもんだで、おもしろくなりそうなものなのだが、下品ネタばかり。ボルシチを捨てるシーンは、ロシア料理をディスってるんだと思うけど、いまいちピンとこない。
じゃあ、ハリスで面白さを補完してもらいたちところだが、何とプロクターいない。ハリス一人で失敗して空回りというパターンだけではとても持たない。
さすがに、5年のブランクはあるし、オリジナルの演者は減っているし、正直、自信がなかったのだろう。ロン・パールマンとか、クリストファー・リーとか、それなりに名の知れた役者を使って脇を固めようとしている。でも、逆にアカデミーメンバーの陳腐さを助長してしまった感じ。
続編製作の話が降っては沸くポリアカシリーズだけど、この7作を観たら、もうそっと静かに葬ってあげようよ…という気持ちにさせられる。正式なポリアカは4作目まで。これで確定。以上。
出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
10 | 2024/11 | 12 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |