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公開年:1955年
公開国:アメリカ
時 間:69分
監 督:エドワード・デイヴィス・ウッド・ジュニ
出 演:ベラ・ルゴシ、トー・ジョンソン、ロレッタ・キング、トニー・マッコイ、ハーヴェイ・B・ダン、G・ベックワー、ポール・マルコ他
田舎町の沼で謎の失踪事件が続発。クレイグ警部補が捜査に乗り出そうとしたところ、そこへ新聞記者をしている婚約者ジャネットが現れる。ネタをつかんだ彼女は沼のほとりの屋敷が怪しいとにらみ、調査をはじめるがほどなく何者かに捕らわれてしまい…というストーリー。
『エド・ウッド』のレビュにて、散々エド・ウッドを持ち上げたものの、『エド・ウッド』で描写されている彼の行動は、やっぱりトホホなのだ。「一体、どんだけヒドいんだ???」とますます興味が増幅し、その後、ウッド作品『怪物の花嫁』『プラン9・フロム・アウタースペース』の2作をレンタルし、鑑賞した。
まず、『怪物の花嫁』。
『エド・ウッド』によれば、薬物中毒のルゴシの扱いに苦慮したり、出資者として期待したロレッタ・キングに役を与えたが実は無一文だったり(恋人フラーの役を譲ったのに)、今度は精肉屋を騙して出資させることに成功するも、精肉屋の素人息子を主役にするハメになったり、勝手に映画会社の倉庫から巨大ダコのぬいぐるみを拝借したりと、まさにメチャクチャ。ドタバタ喜劇のシナリオか?とあきれてしまうほどだが、すべて実話というから驚きだ。
で、そのハチャメチャな舞台裏の結実が『怪物の花嫁』。内容は、マッド・サイエンティストの暴走話なのだが、まあまあ、正直いってつまらない。
それでもなんとか楽しめたのは、『エド・ウッド』の劇中にて『怪物の花嫁』のシーンを再現しており、それと同じ場面が出てくるとニヤリとできたからに他ならない(ティム、やるなぁ!という意味で)。それが無ければ、最後まで見られなかったかもしれない。タイトルも、はじめは“核の花嫁”だったらしいが変更され、ストーリーとは無関係になっているし(別に“怪物の花嫁”になる人がいるわけではない)。本編は68分だが、2時間くらいに感じてしまった。
残念だが、皆さんの人生の時間を無駄にしないためにも、『怪物の花嫁』は見ないことをお勧めする(ツッコミながら楽める映画ですらない)。どうしても見るのであれば、『エド・ウッド』と1セットで見ると、いくらか楽しめるだろう。
出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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