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公開年:1987年
公開国:アメリカ
時 間:88分
監 督:ジム・ドレイク
出 演:スティーヴ・グッテンバーグ、ババ・スミス、マイケル・ウィンスロー、デヴィッド・グラフ、シャロン・ストーン、レスリー・イースターブルック、マリオン・ラムジー、G・W・ベイリー、ボブ・ゴールドスウェイト、ジョージ・ゲインズ、ジャッキー・ジョセフ、スコット・トムソン
ノミネート:【1987年第8回ラジー賞(ゴールデン・ラズベリー賞)】ワースト主題歌賞(“Let's Go to Heaven in My Car”)
ポリス・アカデミーの校長ラサールは、卒業生たちを招集。ラサールは、かねてから市民による自警団を発足させたいと構想していた。定年間近となり、何とか実現したい彼は、卒業生たちに自警団員の募集と訓練を依頼するのだった。ラサールの願いとあって即応した彼ら。タックルベリーとキャラハンは老人ホーム、マホーニとジョーンズは町のチンピラたち、ゼッドは詩の朗読サークルを訪ねて勧誘する。勧誘の効果もあってどんどん希望者が集まってくる。中にはハイタワーの甥っ子も。しかし、集まった老若男女は、満足に整列はできない、号令には従わないと、ひどいありさま。そんな自警団結成の動きを煙たがる人物が一人。かつて市長のきまぐれで入学してきたマホーニたちをしごき倒したハリスだ。彼はまたもや嫌がらせを開始する…というストーリー。
3作目で舞台をアカデミーに戻し原点回帰。さすがにネタも切れた頃だろうと思ったら、1作目同様に素人集団を鍛えるという、さらなる原点回帰を見せるという大技に。
なんとゼッドが警官になった上に、恋愛エピソードを展開させる。これが意外と純なキャラクターで結構ほのぼの(相手の女性のセンスがまったく理解できんが、おもしろい)。タックが無茶苦茶なのに実は純情…というキャラだったが、彼が結婚して落ち着いてしまったので、そのポジションが廻ってきたってところか。しかし、彼が目立つ位置になったせいか、ファックラーが退場。さすがに3作目がクドかったからね。
一番のポイントはハリス復活。次期校長を狙うというお約束ポジション。マウザーはクドすぎたし、前作ではいまいち悪役っぷりがピリっとしていなかったから、退場は順当。しかし、驚くべきことにプロクターが残留(これもファックラーが消えた理由かな?)
シャロン・ストーンが出演しているのだが、ものすごい違和感。『氷の微笑』の5年も前だからキャリア的に出ていてもおかしくないんだけど浮いてる。とても可愛らしい容姿で目を惹くのだが、マホーニの恋のお相手役で記者役で、実は金持ちという、要素が盛りだくさんなのに、いまいち設定が消化しきれていない残念な役柄。もうちょっとストーリーのカギ的ポジションにしてあげればよかったのに。
ノガタはなぜかラサールの秘書みたいなことやっていて、キャラハンとの関係はうやむや。ジョーンズとフックスはいまいち影が薄い。
素人が素人なりに正義感を爆発させて活躍する展開は痛快。好みは分かれると思うが、3作目並みのおもしろさはキープできていると思う。もちろんブルーオイスターも健在!監督は変わっても、大きく変わりようがない歴史がここにある。
ただ、最後の囚人脱獄からエア・ショーの流れは、ほぼポリアカメンバーだけになってしまっていて、盛り上がりこそしているがマンネリ感は否めない。お馴染みネタも、待ってました!ってよりも、ノスタルジーに近い感覚になってきた。本作がシリーズ上の一つの転換点かもしれない。
#こんな作品の主題歌に対してラジー賞ノミネートとか、貶す意味がない。やっぱりラジー賞ってセンスない。
出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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