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公開年:2002年
公開国:アメリカ
時 間:128分
監 督:ジョン・リー・ハンコック
出 演:デニス・クエイド、レイチェル・グリフィス、ジェイ・ヘルナンデス、ブライアン・コックス、ベス・グラント、アンガス・T・ジョーンズ、リック・ゴンザレス、チャド・リンドバーグ、アンジェロ・スピッツィリ、ロイス・D・アップルゲイト、ラッセル・リチャードソン、レイノール・シェイン、デヴィッド・ブラックウェル 他
ノミネート:【2002年/第8回放送映画批評家協会賞】ファミリー映画賞:実写
コピー:ひとりで夢を追うほど、強くなれない──そんな僕の背中を押してくれたのは、《家族》という名の奇跡だった…。
メジャーリーガーを目指すジム・モリスは、ブルワーズに入団するも肩を故障し、夢は絶たれることに。その後、テキサスの高校で教師兼野球部コーチとなり、35歳となった今、妻と子供に囲まれて幸せな日々をおくっている。そんなある日、ジムがバッティングピッチャーとして投げた球が、思いも拠らぬ球威だったことに周囲も自分も驚く。彼の肩は治っていたのだった。ジムはやる気のないプレーをする部員を叱ると、部員たちは「自分たちが地区優勝したら先生はプロテストを受けること」という提案をする。ハッパをかけるつもりでその約束を承諾すると、野球部は快進撃をはじめ…というストーリー。
そんなに昔の話じゃない実話なのに、日本じゃそんなに有名じゃない人。2年プレーした後、引退してるけど、すぐに映画化されている。教師だから身ギレイだろうし、いかにもディズニーが扱いそうなネタだもんね。
実話だからあたりまえかもしれないけど、展開は自然。まあ、事実じゃない細かい演出はもちろん色々あるだろうけど(映画だもん)。あんな万年ポンコツ野球部が、はっぱかけられたくらいで急に強くなるか?という疑問は湧いたけれど、州大会に出て一回戦で負ける程度なら、まあ無くはないだろう(事実なのかどうか確認できん)。プロテストのくだりから、マイナー→メジャーの流れも、いくら100マイル近い球速だからといって、それほどトントン拍子じゃないのはあたりまえで、不自然さはない。
ベタベタだけど、メジャーに呼ばれるシーンや、最後に街の人が押し寄せてるシーンは、感動するさ。この映画自体は“夢あるね~”以外の何者でもない。この映画だけを観ると、こんないい作品は2・3年に一回くらいは地上派で放送すべきだ!くらいに思えるんだけど。夢見たことが今やれている人なんかそうそういないだろうし、だけど皆、どこかに何か引っかかっているはずだからね。観ていて沸き立つものを感じる人は多いだろう。
ただ、映画だと、ものすごく活躍したように見えるけど、実際は2年で15イニングくらいしか投げていないし、先発なしの勝ち負けなしで、セーブもホールドもなく、防御率も5点近い。大抵、こういう実話映画の場合、エンドロール前にその後の活躍っぷりなんかを紹介するものだけど、「メジャーで二年間プレーして引退して、今でもテキサスに住んでいる」としか言わないのも納得。この成績を紹介されたら「ダメじゃん!」ってなるもの。
映画自体は最高にゾワっとできるのに、本人の活躍がいまいちなせいで、あんまり評価されない。そんな側面もあるかもね。
それに、復活できたのは努力じゃなくって、元々の天賦の才能…ってのも、盛り上がる気持ちを阻害しているね。私らにはその才能すらない…って気付くと一気に共感できなくなるものなぁ(う…)。でも、そんな穿った観方をしなければ、素直に感動できる良作だと思う。元気が出るのは事実。
#この映画を観れば、日本の野球選手が、チャンスがあればメジャーに行こうと思うのは、そんなに変じゃない…と思える作品。野球に対する無垢な愛がそこにあるように見えるものな(実際は知らんけど)。
負けるな日本
出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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