[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
公開年:2013年
公開国:日本
時 間:96分
監 督:橋本昌和、(演出)佐々木忍
出 演:矢島晶子、ならはしみき、藤原啓治、こおろぎさとみ、真柴摩利、林玉緒、一龍斎貞友、佐藤智恵、辻親八、一条和矢、矢野理香、ジェーニャ、玄田哲章、小桜エツ子、船木まひと、納谷六朗、玉川砂記子、阪口大助、大本眞基子、中村大樹、大川透、神谷浩史、早見沙織、大塚芳忠、鷹森淑乃、利根健太朗、大西健晴、浅利遼太、手塚秀彰、倉田雅世、松元惠、コロッケ、渡辺直美、川越達也、中村悠一 他
コピー:燃えよ! 焼きそば!! 焦がせ! 友情!!
B級グルメの祭典“B級グルメカーニバル”が春日部で開催される。テレビCMを見て、“ソースの健”のやきそばが食べたくてしかたがないしんのすけだったが、連れて行ってもらえない。そこで、カスカベ防衛隊のメンバーと一緒に、親に内緒で会場へ向かう。一方、A級以外グルメと認めずB級グルメの壊滅を企む“A級グルメ機構”は、B級グルメカーニバルを急襲。B級屋台を排除してA級グルメの祭典に変貌させてしまった。ソースの健は、伝説のソースさえあればこの難局を打開できると、知人女性“しょうがの紅子”にソースをカーニバルに届けるように連絡する。ソースを持ってカーニバル会場に向かう紅子だったが、A級グルメ機構の間の手は紅子にも及ぶ。紅子は偶然であったカスカベ防衛隊にソースを托すのだった。しかし、乗るバスを間違えてド田舎に到着してしまったしんのすけたち。遠足気分でのんきに会場を目指すカスカベ防衛隊だったが、そんな彼らにもA級グルメ機構の追っ手が迫る…というストーリー。
久々のカスカベ防衛隊メインの作品だが、既視感はハンパない。ストーリーも、悪の組織が正義の組織を攻撃して、その戦いに一般人やしんのすけの家族や仲間が巻き込まれるという“いつも通り”の内容。
おまけに、A級グルメ機構のグルメッポーイは、『ハイグレ魔王』と『オトナ帝国の逆襲』のミックスみたいな感じだし、その部下は毎度の変態コスチュームの複数人。“B級グルメカーニバル”側も『温泉わくわく大決戦』みたいな感じだが、根本的にソースの健以外はキャラを立たせる気すらない模様。まあ、何をやってもマンネリだと言われるだろうし、気をてらえばてらったで批判されるし、“毎年恒例”作品はしょうがないのかな。
しかし、本作は純粋に“アニメ”といして評価した出来映えだった。クレヨンしんちゃんといえばドタバタのイメージだが、単発の小ネタ的なおもしろムーブシーンはたくさんあるのだが、純粋に動きで楽しませようというシーンは意外と多くない。要するに『トムとジェリー』のような、ああなってこうなって…的な連続ムーブが本作は多いのだ。いつもと原画・動画スタッフが違うのかしら。これが、ストーリーは大しておもしろくなくても、目を惹きつけてくれる。正直、楽しかった。
『モーレツ!オトナ帝国の逆襲』や『アッパレ!戦国大合戦』のような、アニメ史どころか日本映画史に爪跡を残すような作品が、そうそう生まれるわけはないのだし、これからは本作のように、“動きで見せる”というアニメの原点に返った作品になってくれるとうれしい。
加えて、個人的にうれしいのは、いつも差し挟まれる中途半端なCGの乗り物や建造物のカットが本作には無いこと。やっと止めてくれた。アレは興ざめするから無くなってうれしいかぎり。
それにしても、テレビ朝日なのに、何でももクロとコラボしないんだろうか。緑とマサオ 君、ピンクとネネちゃんの親和性はハンパないと思うのだが。赤としんちゃんは志の高いおバカ同士だし。ガッツリ出ずっぱりにしたら、興収25億円くらい簡単にいきそうだし、DVDの売れ行きもハンパないのにな。
出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
10 | 2024/11 | 12 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |