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image1379.png公開年:2008年 
公開国:アメリカ、イギリス
時 間:119分
監 督:サム・メンデス
出 演:レオナルド・ディカプリオ、ケイト・ウィンスレット、キャシー・ベイツ、マイケル・シャノン、キャスリン・ハーン、デヴィッド・ハーバー、ゾーイ・カザン、ディラン・ベイカー、ジェイ・O・サンダース、リチャード・イーストン、マックス・ベイカー、マックス・カセラ、ライアン・シンプキンス、タイ・シンプキンス、キース・レディン 他
ノミネート:【2008年/第66回ゴールデン・グローブ】女優賞[ドラマ](ケイト・ウィンスレット)
コピー:それは──誰もが逃れられない<運命の愛>
あなたの最愛のひとはあなたを愛していますか──

1950年代。“レボリューショナリー・ロード”と名づけられた閑静な新興住宅街に暮らすウィーラー夫妻は、周囲からは理想のカップルに見えたが、当人は描いていた夢と現状のギャップに苦しんでいた。夫フランクは事務機器会社でのセールスマン人生のつまらなさを嘆き、女優の夢が叶わなかった妻エイプリルも主婦業に埋没する現状にいらだちを覚えていた。そんな中、突然エイプリルは、家族でパリに引っ越そうと持ちかけ、自分が働くからフランクは好きなことをすればいいと言う。突然の提案にはじめは戸惑ったフランクだったが、説得しても聞かない妻に押し切られながら、自分も希望を膨らませ同意してしまう。そして会社の同僚や近所の友人にそのことを告げるのだが…というストーリー。

世の中の映画というのは、大抵、これからこのハナシはおもしろくなるんだろうな…と予感させる事柄や伏線が並べられるものだ。ラッキーな場合はそれらが実を結びおもしろくなるし、多くは期待はずれに終わる。しかし、本作は、どう想像しても、これからおもしろくならないに違いない…ということばかりが並ぶ。並ぶ。並ぶ。
そして、本当におもしろくならないし、さほど盛り上がりもしないし、驚かせてくれるような展開もないのだ。

一体、この監督は、この映画を観た後、観客にどういう気持ちや考えになってほしいと思っていたのだろうか。ワタシにはおもんばかることすらできない。だって、こんなに観て損をしたと感じ、何の目的があって作られたのか理解できず、存在意義の感じられない映画は初めてだもの。

監督の周りに、気に喰わない不快な態度の女性がいて、その八つ当たりのために、女なんてのはヒステリックなだけでどうしようもねえ生き物だ!って揶揄したかったのだろうか。世の女どもは、多かれ少なかれ統合失調症の境界線上にいるといいたいのだろうか。
#いや、監督ではなく、脚本家の問題で、監督は雇われなのかもしれない。そうだったら監督すまん。

この映画を観たからといって、何か教訓や示唆を得られるわけでもないし、半面教師にすらならない。
追い討ちをかけるように、副題の“燃え尽きるまで”が、何がどう燃え尽きたのかさっぱりわからない。

もうしわけないが、これ以上、本作について何かを述べることができない。ケイト・ウィンスレットがゴールデン・グローブを獲っているが、作品自体にあまりに価値を見出せないので、とても評価できない。『17歳のカルテ』のアンジェリーナ・ジョリーとはわけが違う。
まったくもってお薦めできず。お昼の主婦の電話相談以下である。

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