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公開年:2006年
公開国:アメリカ
時 間:96分
監 督:ロバート・アルトマン
出 演:メリル・ストリープ、リリー・トムリン、ギャリソン・キーラー、ケヴィン・クライン、リンジー・ローハン、ヴァージニア・マドセン、ジョン・C・ライリー、マーヤ・ルドルフ、ウディ・ハレルソン、トミー・リー・ジョーンズ、メアリールイーズ・バーク、L・Q・ジョーンズ、ロビン・ウィリアムズ 他
ノミネート:【2006年/第22回インディペンデント・スピリット賞】監督賞(ロバート・アルトマン)
コピー:最後のラジオショウが終わるとき、新しいドアが開く
ミネソタにあるフィッツジェラルド劇場では、長年にわたって土曜の夜にラジオの公開生中継が行われていた。いつものように出演者たちが楽屋入りするが、今日はいつもと違った雰囲気。実は、テキサスの大企業によってラジオ局が買収されてしまい、今日がが最後の放送だったのだ。しかし、司会者のキーラーはそのことを聴取者に切り出せずに番組は進行していき…というストーリー。
アルトマン監督の遺作なんだけど、なかなかの神々しさというか悟りというか、達観したレベルの人間による創作物だなと。もちろん本人はコレが最後になると思っていなかっただろうけど。簡単に言ってしまえば長寿番組の最終回での舞台と楽屋の出来事。タダそれだけなにに、まあ、魅せる魅せる。
役者陣の輝きがハンパない。メリル・ストリープ一人にもっていかれないように(本当にそう思っていたかはしらんけど)、もう、全員が与えられた役を、明日死ぬ!これが最後の仕事!ってくらい自分の能力を惜しみなく発揮。役者冥利に尽きる作品ってところだろう。その集合体が、アルトマン監督の遺作となったわけだから、そりゃあ神々しさすら感じるでしょうよ。この内容をここまで仕上げられたら、何をテーマに映画をつくったとしても、いいものになっちゃう。
気分転換の娯楽作品が観たい人にはお薦めしない。どっぷりと味のある作品を愉しみたい人、どうぞ。
#今、逆にこういうCMまで生放送の公開番組なんてやったらウケるだろうねー。
出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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