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公開年:2009年
公開国:アメリカ
時 間:96分
監 督:マーク・ウェブ
出 演:ジョセフ・ゴードン=レヴィット、ゾーイ・デシャネル、ジェフリー・エアンド、マシュー・グレイ・ガブラー、クロエ・グレース・モレッツ、クラーク・グレッグ、レイチェル・ボストン、ミンカ・ケリー、パトリシア・ベルチャー、イアン・リード・ケスラー、オリヴィア・ハワード・バッグ、イヴェット・ニコール・ブラウン、リチャード・マゴナグル 他
受 賞:【2009年/第25回インディペンデント・スピリット賞】脚本賞(スコット・ノイスタッター、マイケル・H・ウェバー)
コピー:運命の恋なんて、あるに決まってる。
グリーティングカード製作の会社に勤務するトムは、秘書として入社してきたサマーに一目惚れする。それから4日目に、エレベーターで音楽の話をしたことをきっかけに会話を交わすようになり、28日目にサマーに彼氏がいないことを知るが、彼女が、男性と恋人関係になることを望まない、愛を信じない女性であることを知る。友達として付き合い始めるが、34日目に、真剣につきあう気はない言うサマーに対しトムは気軽な関係で構わないことを告げると、2人の距離はどんどん縮まっていった。この関係は続いていくと思われたが…というストーリー。
とりあえず、まちがいなく本年度中に初見だった作品の中でベスト1である。恋愛映画は基本的に好みのジャンルではないけれど、男目線の映画だったので、かなり入り込んで観れた。男性ならば、「いや~、それあるある~」って思うシーンが1つや2つ必ずあるはず。そう考えると、完全な男目線の恋愛映画って、めずらしいかもね。
押しつげがましい演出がなく、適度にスタイリッシュ。トムの心に中にサマーが居座り続けた500日間を、行ったり戻ったりしながら繰り広げられるのだが、似たような出来事を心情の差による違いで表現したり、期待と現実をニ分割画面で表現したり、ヘタな監督がやれば実験映画か?と思われそうな内容を、綺麗にスッキリとまとめあげている。とても初監督作品とは思えないデキで、すでにスパイク・ジョーンズに匹敵しているのではないかと感じたほど。
わたしは、ラストに向うにつれて、顔が自然に笑みでほころんでいったくらい。電車内で観ていたから、表情を押さえるのに苦労しちゃったよ。
日本では、都市部で単館上映された程度だったと思うが、いくらたいして美男美女じゃないマイナーなキャストだからといって、こんなプロモーションしかできないとは、日本の配給会社もなさけない。こういう作品を広く売ることこそ、配給会社の使命じゃないのかねえ。
簡単にいってしまえば、ちょっとタチの悪い女にひっかかった男のハナシ、ってそれだけなのに、ここまで面白く仕上げられちゃ、お薦めしないわけがない。特に男性に強く強く強くお薦めする。
#最後はご愛嬌。
出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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