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image0216.png公開年:1981年 
公開国:日本
時 間:140分  
監 督:富野由悠季、安彦良和
出 演:古谷徹、鈴置洋孝、飯塚昭三、古川登志夫、鈴木清信、白石冬美、井上瑤、鵜飼るみ子、池田秀一、森功至、藤本譲、小山茉美、田中崇、長堀芳夫、広瀬正志、中谷ゆみ、清川元夢、戸田恵子、政宗一成、曽我部和行、石森達幸、塩屋翼、島田敏、塩沢兼人、上田みゆき、緑川稔、水鳥鉄夫、緒方賢一、岩本紀昭、田中康郎、寺田誠、鈴木誠一、滝雅也、戸谷公次、二又一成、佐藤政治、龍田直樹、金沢寿一、沢木郁也、もりしげき、片岡富枝、加川三起、鈴木れい子、門谷美佐、高木早苗、永井一郎  他

スペースコロニー・サイド3は“ジオン公国”を名乗り、地球連邦政府に対して独立戦争を挑む。彼らの“ザク”に対抗するために、地球連邦側もモビルスーツを開発し、サイド7で性能テストを行っていたが、その動きを察知したジオンは、スパイを送り込む。功を焦った兵士の襲撃により、サイド7は瞬く間に戦場へと変わるが、ホワイトベースへの避難中に偶然ガンダム”の機体と説明書を見つけたアムロ・レイ少年は、混乱の中、ガンダムを起動させ、苦戦しながらもを敵を撃退する。多くの兵士が戦死したため、アムロはなし崩し的にガンダムのパイロットを続けることになるが…というストーリー。

まずはじめに断っておくが、今回観たのは、“特別版”というものである。観た…というよりも観てしまったというほうが正しい。これは、劇場公開時の音声(音楽・効果音・声優)を変えた版が存在する。いや、現在、レンタルされているのはこの版しかない模様(詳しい事情は調べてね)。ガンダムファンならご存知かもしれないが、知らない方に注釈すると、この版はすこぶる評判が悪いのだ。

皮肉なことだが、音というのは記憶と密接に絡み合ってるんだなぁ…ということが体感できてしまう。
あたらしいSEになっているな…くらいは感じるだろうなとおもっていたが、実際に見てみると、脳はそれ以上の違和感を感じて、アラームを発生して止まない。過去に2度くらいみただけだと思うのだが、こんなに“違う!”と感じるとは、自分でも驚きだった。
よく匂いと記憶は密接だ…ということはきくけれど、音も思っているより重要なのだな、、と。それにしても、長らくDVD化されなかった劇場版ガンダムに、世のファンが期待するのは、現在の技術レベルになっていることではなく、当時の空気感を感じることだと思うのだが、なんでこんなことをしちゃうかな(というか、なんでこれを世に出そうと思ったかな)と、本気で思う。非常に中途半端なデキで、珍作といってもいいかもしれない。

で、このDVDの版の苦情を言いたいわけではないので、ここでやめて、内容のコメントに入る。

ほぼ、TV放送を編集しなおしている内容なのだが、ダイジェスト版になっておらず、しっかり少年の成長物語になっていることに感心。散々言われつくしているが、あえて言おう。ロボットアニメといって忌避するなかれ。見落とされがちだか、戦争によって人口の半分(それも働き盛りの人間)が死んでいるという、特殊な状況設定の中で、少年少女たちが戦争を続けなければいけないという内容は、ロボットが登場しなくても十分興味深い設定である。生き残った大人たちがクソみたいなヤツラばっかりだったり、登場人物が話している内容がちょっとズレている気はするのだが、そういう異様な設定の上でのことと思えば、十分成立しているのだ。

今回は、男の子向けのロボットアニメなんか見ないわよ…という、女性の方々に向けてコメントする。だまされたとおもって観てごらんなさい。なぜ、この作品が日本で語り継がれているかが、きっとわかるだろう。逆に大人になって観ることに意味があるような気がする。

で、もう一ついいたいことは(実は今回観た理由はこっちだったりする)、世に、色々なTVアニメや特撮番組があると思うが、このように2時間映画3本くらいに、再編集してレンタルすることはできないものかなぁ…と。版権の問題とかいろいろあると思うのだが、昨今の不景気で派手にアニメを制作するのも少なくなってきていると思うので、マニア以外の新たなファン獲得という意味でも、こういう再編集作品って、増えないものだろうか…、この手法で、ダンバインとかバイファムとかのOVAを作っておもしろくできないものかねという、妄想のような企画を考えていたら、思わず手に取っていた…ということである。

#実は、公開版は販売のみされていて、購入した知り合いから見せてもらったことがある。そちらは、いうまでもなくばっちりである。
 


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出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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