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image0401.png公開年:2001年 
公開国:アメリカ
時 間:114分  
監 督:スティーヴン・ヘレク
出 演:マーク・ウォールバーグ、ジェニファー・アニストン、ドミニク・ウエスト、ティモシー・スポール、ティモシー・オリファント、ダグマーラ・ドミンスク、ジェイソン・フレミング、レイチェル・ハンター、マシュー・グレイヴ、カーラ・ゼディカー、マイケル・シェイマス・ワイルズ 他
コピー:なりたかった野郎どもに贈ります。
一夜明けたら、カリスマ

メジャーバンド“スティール・ドラゴン”のボーカルのボビーを崇拝しているロック青年クリスは、彼らのコピーバンドでボーカルを担当。両親と共に暮らす彼の仕事はコピー機のメンテナンスだが、ひとたびステージに上がれば多くの観客を熱狂の渦に巻き込む。ある日、そんな彼に、ボビーの後釜として“スティール・ドラゴン”へメンバー入りの誘いが来るという奇跡が訪れた。クリスは夢にまでみたロック・スターへなるのだが…というストーリー。

なんかヘビメタ好きの人たちから妙に評判の悪い映画。どうもモデルになった実在バンドと軋轢があったり、ヘビメタ好きには揶揄されているように見えたりするらしい。そういう人たちの文句のコメントが辛辣。まあ、そういうことが気になってしょうがない人は観なければいいんじゃないかな。私はヘビメタに愛も無けりゃ、まったく不快にも思わないので純粋に楽しめたよ。
大体にしてコピーバンドやってる人が、昼間はコピー機メンテの仕事してるなんてチョケた設定、根本的にそういう次元なんだから、マジ捉えてどうすんだろ…と思うんだけど。

シナリオのクオリティもなにも、大抵の人が予想がつく展開だから、普段の私の評価からすればメタメタに言いそうでしょ。でも言わない。だって、あまりにもありきたりの展開すぎて、はじめっからそこで勝負するつもりがないのが明白なんだもの。文句をいうポイントですらない。

すべての人が、ライブ中に時折やってくるサウンドとノリが混ざり合った恍惚のひと時のために行動しているわけで、観ている側も、ただただノリを楽しめばいいのである。だんだん、普段は聞かないけどヘビメタもいいなぁ…ってさえ思えてくるよ。望んだ舞台だけど、楽しめなくなった時に、エイヤーで自分の気持ちに従うなんて、もう現実世界から見ればファンタジー。青年くずれの大人の童話として割り切ってみれば、とても楽しい。世の中、人事異動や組織改正の季節だが、そういう煩わしさに翻弄されている人に、私はあえてお薦めしよう。

#ジャケットがオチの段階の写真なのって、内容とマッチしてない上に、そうすることが逆に興味が沸くのを阻害してないか?このセンスは解らないね。私なら、ヘビメタ状態の写真をつかうけどね。

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