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公開年:2008年
公開国:アメリカ
時 間:106分
監 督:マーク・フォースター
出 演:ダニエル・クレイグ、オルガ・キュリレンコ、マチュー・アマルリック、ジュディ・デンチ、ジェフリー・ライト、ジェマ・アータートン、イェスパー・クリステンセン、デヴィッド・ハーバー、アナトール・トーブマン、ロシー・キニア、ジャンカルロ・ジャンニーニ、ホアキン・コシオ、グレン・フォスター、フェルナンド・ギーエン・クエルボ、スタナ・カティック、ニール・ジャクソン 他
ノミネート:【2008年/第62回英国アカデミー賞】音響賞(James Boyle、Eddy Joseph、Chris Munro、Mike Prestwood Smith、Mark Taylor)、特殊視覚効果賞(Kevin Tod Haug、Chris Corbould)
【2008年/第14回放送映画批評家協会賞】歌曲賞(ジャック・ホワイト、アリシア・キーズ“Another Way to Die”)、アクション映画賞
何者かの陰謀によって愛するヴェスパーを亡くし、復讐を誓ったボンドは、彼女を操っていたミスター・ホワイトを捕らえ、真相を究明すべく尋問。彼の背後に世界中の有力者や諜報機関すら影響下に置く巨大組織の存在を知る。調査を続けると、慈善団体“グリーン・プラネット”という企業に突き当たる。上司Mから、グリーンの陰謀を阻止する任務を私情を挟まず遂行せよ、と念を押されるボンドだったが…というストーリー。
前作の冒頭は、激しいボディーアクションの追いかけっこを見せてくれたが、2作目の本作も同じ。別監督なのだが、そういうノリはしっかり踏襲してくれている。悪くない。
前作のレビュでいったとおり、『カジノ・ロワイヤル』の内容をしっかり覚えていないとさっぱりわからないので、必ず観ること。CIAのフィリップスとかヴェスパーとかマティスとか思い出せなければ、本作の面白さは8割減になるので、注意しておく。
『カジノ・ロワイヤル』と密接に繋がったシナリオなのだが、完全オリジナルだ(前作でもテロ組織資金の運用をしている悪玉という部分はオリジナルなんだと思うが)。今後も、その裏の謎の組織を追うという軸で、ダニエル・クレイグのボンドシリーズを展開していくのだろう。前作もそうだが、話しのスケールが荒唐無稽に大きくなりすぎないところが、適度なリアリティを生んで効果的。男女の関係はなく、おなじ復讐者として繋がりをもつという、いままでにないボンド・ガール設定も面白い。
役者ではモデル出身のオルガ・キュリレンコが非常にキュート。役者としてのキャリアはさほどないが、本作のような跳ねっかえり娘的な役にはピッタリ。いずれ日本のシャンプーのCMとかに出てきそうな感じで、ジェシカ・アルバよりも日本人ウケするタイプかもしれない(まあ、プライベートではバツ2みたいで、いまさらアイドル的な扱いをされることもないだろうが)。
前作と同じで、最後のくだり(ヴェスパーの元彼の話)は、私にはよく理解できなかった。それを3本目への布石と捉えてよいのか、ペンダントを落としたことで本件の区切りはついたと捉えていいのか。が、ハードルは益々上がっていくとは思うが、3部作を完結するくらいの意気込みで、次回作を作って貰いたいと思う。
もう一度言うが、前作と連続して見ることをお勧めする。前作は長めだったが、本作は106分と短めなので、あわせてみても大丈夫だろう。
出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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