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公開年:2009年
公開国:アメリカ
時 間:96分
監 督:ネヴェルダイン、テイラー
出 演:ジェイソン・ステイサム、エイミー・スマート、クリフトン・コリンズ・Jr、エフレン・ラミレッツ、バイ・リン、デヴィッド・キャラダイン、ドワイト・ヨーカム、ジュラン・チディ・ヒル、レノ・ウィルソン、キーオニー・ヤング、アート・シュー、ジョセフ・ジュリアン・ソリア、コリー・ハイム、ジェリ・ハリウェル、ビリー・アンガー 他
コピー:充電しないと、即停止。
パラシュートなしの空中落下で一巻の終わりと思われた殺し屋チェリオスは、手術台の上で目を覚ます。危機を察して逃げ出すが、すでに彼の心臓は粗悪な人工心臓に交換、老ギャングのドンが自分の移植のために奪ったのだった。知り合いのヤブ医者マイルズから充電が必要だと知らされたチェリオスは、充電を繰り返しては自分の心臓を追って街中を駆け回る…というストーリー。
連日のシリーズもの。
本作は、前作の完全な続き。登場人物も状況も続きなので、前作を覚えてないといけませんな。私は前作の内容をほとんど忘れていたので、いろんなところで“???”状態。でも、観なおす気にはならず、そのまま流した。だって、別にどうでもいいような内容なんだもの。
前作は、中国製の薬のせいで常に興奮していないと死んでしまうという、酔っ払った時に思いついたようなアイデアをそのまま映画にしちゃった感じだったけれど、本作も同じ。お下劣さも同じ。コメディ要素の程度も同じ。同じじゃだめでしょ。すこしスケールアップしないとさ。
でも、元々そういうノリだけの映画なので、これでOKなんでしょう。こういう映画が許されるのも、映画市場が熟成している証拠。結構結構。頭を使いたくない時は本作はアリでしょう。でも1作目を観てないならそちらを。また、2作連続で観ると同じような内容なので飽きること必至なので、1作づつどうぞ。
#くれぐれも子供と一緒に観ないように。
公開年:2007年
公開国:アメリカ
時 間:87分
監 督:マイケル・デイヴィス
出 演:クライヴ・オーウェン、モニカ・ベルッチ、ポール・ジアマッティ、スティーヴン・マクハティ、グレッグ・ブリック、スティーブン・マクハッティ 他
コピー:弾丸(たま)んね──
銃弾2万5千発のエクスタシー!
冬のニューヨーク。スミスは、ひょんなことからヤクザに追われる妊婦を助けるハメになるが、応戦するさなか妊婦はショックで赤ん坊を産み落とし、流れ弾に当たってあっけなく絶命。やむを得ず赤ん坊を拾い上げたスミスは、なおも執拗に迫る追っ手をかわして昔なじみの娼婦ドンナのもとに身を隠すが…というストーリー。
未見かと思って観始めたら、前に一回観ていたことに気付いた。とりあえず、ながら観で、最後までみた。
パルプフィクション的なチープなノリで、あえて製作しているのだろうが、そういう作品の場合は独特な雰囲気づくりが重要だと思うが、残念ながら目をひくようなノリも映像センスも見られない。
脚本のセンスもよろしくない。赤ん坊がいるから赤ちゃんプレイをやっている売春宿にいこう、、とか、ヘヴィメタ(スラッシュだっけ?デルメタルだっけ?)を聞いたら泣き止んだから胎児の時にきいていたに違いないとか、酔っ払い客の戯言みないなセリフや展開がまかりとおていて、実に興醒め。冷笑。
ニンジンも道具としてさほど効果的なアイコンにはなっていないし、議員とのからみも、都合が良すぎる展開が目白押し。
アクションシーンというか、ギミックに色々工夫を施して、目新しい仕掛けを目指しているようだが、いまいち(赤ちゃんの精巧な人形とかは、最悪のご都合主義かも)。
こういう作品は、監督の登竜門的作品というか、実力を試すのには、丁度いいレベルだと思うのだが、この監督は、チャンスを逃したのかもしれない(その後、この監督が、なんらかの映画に携わったという話は聞かない)。
軽いアクションを観たいならば、本作もありだろう。ただ、ビールを4・5杯のみながらじゃないと、楽しめないかもね。本当に、たいしたレベルではない。100円レンタルとかしている時にどうぞ。ちょっとそれ以上の、価格では、返却する時にイラっとくるかも。
公開年:2000年
公開国:アメリカ
時 間:149分
監 督:リドリー・スコット
出 演:ラッセル・クロウ、ホアキン・フェニックス、コニー・ニールセン、オリヴァー・リード、リチャード・ハリス、デレク・ジャコビ、ジャイモン・フンスー、デヴィッド・スコフィールド、ジョン・シュラプネル、トマス・アラナ、ラルフ・モーラー、スペンサー・トリート・クラーク、デヴィッド・ヘミングス、トミー・フラナガン、スヴェン=オリ・トールセン、オミッド・ジャリリ 他
受 賞:【2000年/第73回アカデミー賞】作品賞、主演男優賞(ラッセル・クロウ)、衣裳デザイン賞(Janty Yates)、視覚効果賞(John Nelson、Neil Corbould、Tim Burke、Rob Harvey)、音響賞(Scott Millan、Bob Beemer、Ken Weston)
【2000年/第58回ゴールデン・グローブ】作品賞[ドラマ]、音楽賞(ハンス・ジマー、リサ・ジェラード)
【2000年/第54回英国アカデミー賞】作品賞、撮影賞(ジョン・マシソン)、プロダクションデザイン賞、編集賞、観客賞
【2000年/第6回放送映画批評家協会賞】作品賞、主演男優賞(ラッセル・クロウ)、撮影賞(ジョン・マシソン)、美術賞(アーサー・マックス)
【2001年/第10回MTVムービー・アワード】作品賞
コピー:いま。ヒーローは立ちあがる
ローマ帝国時代、将軍から剣闘士となった男の数奇な運命を描いたストーリー。
観るのは二度目。
監督がスピルバーグから変更になったり、ラッセル・クロウのクレームで脚本家が変わったり、オリヴァー・リードが急死したりと多難な映画だったが、その苦労がそのまま成果となった稀有な作品だろう。この作品の成功の後に、『トロイ』やら『アレキサンダー』やら『キングダム・オブ・ヘブン』と、歴史スペクタル物がどんどん作られたが、すべて本作には及ばない。なんで本作にあるワクワクが他作品に無いのかは、比較検討の価値はあるね。
マルクス・アウレリウスを殺害したコモデゥスから追われるマキシマス。初戦で他の奴隷と力をあわせて逆転するマキシマス。正体がばれて再び刺客から追われるマキシマス…と、盛り上がりポイントが適切に配置されており、観ていて気持ち良い。
とはいえ、始めの脚本では、あまり復讐的な要素は強くなかったらしい。この復讐要素がより大衆ウケした理由の一つであるのは間違いないのだが、個人的にはさほど好きではない。前帝に託されたローマが、いざやってきてみると、まさに衆愚政治の様相であり、これまで命を掛けて守ってきたものがこれだったのかという、マキシマスの少しさ冷めた視線が、私は好きなのだ。
史実を無視しすぎ…という批判やラッセル・クロウがオーストラリア訛りだ…という批判があるが、フィクション映画なのだがらそんな批判自体がナンセンスである。そういうつっこみがある自体、高いクオリティの映画という裏返しだろう(私は、フィクションと史実のバランスがすばらしいとおもうんだけど)。
ただ、最後の一騎打ちは、フィクションにしてもどんなものかと、私は思うが、まあハリウッド的スペクタクル映画とは、こんなものだろうと、そこはあきらめよう。
長めの作品だが、飽きずにあっという間に観れた。過去に観た人も、どんな話だっけ?となったら、もう一度観ることをお薦めする。ホアキン・フェニックスは実にいい味を出している。出世作ですな。
公開年:2002年
公開国:アメリカ
時 間:91分
監 督:カオス
出 演:アントニオ・バンデラス、ルーシー・リュー、グレッグ・ヘンリー、レイ・パーク、タリサ・ソ 他
コピー:狙われたら最後、破滅必至。
国防情報局“DIA”長官ガントの息子マイケルが、ガントの部下たちに誘拐されてしまう。だがその直後、突然謎の女シーバーが彼らの前に立ちはだかり、男たちを瞬時になぎ倒すとマイケルをどこかへ連れ去って行った。一方、元FBIの敏腕捜査官エクスは7年前に妻を爆発事故で亡くして以来、精神的に立ち直れず酒に溺れる日々を送っていた。そんなある時、彼のもとにマイケル奪還の仕事が舞い込む…というストーリー。
DIAという組織が何なのかよくわからず、
ルーシー・リューの子供はどういう作戦に巻き込まれたのかよくわからず、
ガントはなんでそこまでしてバンデラスの嫁を欲しがったのかよくわからず、
バンデラスの嫁が結局ガントと結婚したくせに、ぬけぬけと自分と子供の命を守るためという神経がよくわからず、
それをうやむやにして納得できるバンデラスの気持ちがよくわからず、
人種的にドイツ系の血なんか入ってないのはわかりそうなもんなのに、気付かないガントのアホさがよくわからず、
けっきょく何がなんだかよくわからなかった作品。もう一度見直して確認すればわかるのかもしれないが、そんな気もおきない。
まあ、初めのほうに出てくる、超小型の暗殺兵器が、血管の中をすいすい泳いでいる姿だけで、もうダメ映画なんだけどね。せっかくバンデラス、ルーシー・リューをキャスティングしてこの有様。このカオスというのは覆面監督みたいなので、本当はだれだかわからないけど、二度と仕事をもらえないだろう。そのくらいだらしないデキなので、まったくもってお薦めしない。
公開年:2008年
公開国:アメリカ
時 間:106分
監 督:マーク・フォースター
出 演:ダニエル・クレイグ、オルガ・キュリレンコ、マチュー・アマルリック、ジュディ・デンチ、ジェフリー・ライト、ジェマ・アータートン、イェスパー・クリステンセン、デヴィッド・ハーバー、アナトール・トーブマン、ロシー・キニア、ジャンカルロ・ジャンニーニ、ホアキン・コシオ、グレン・フォスター、フェルナンド・ギーエン・クエルボ、スタナ・カティック、ニール・ジャクソン 他
ノミネート:【2008年/第62回英国アカデミー賞】音響賞(James Boyle、Eddy Joseph、Chris Munro、Mike Prestwood Smith、Mark Taylor)、特殊視覚効果賞(Kevin Tod Haug、Chris Corbould)
【2008年/第14回放送映画批評家協会賞】歌曲賞(ジャック・ホワイト、アリシア・キーズ“Another Way to Die”)、アクション映画賞
何者かの陰謀によって愛するヴェスパーを亡くし、復讐を誓ったボンドは、彼女を操っていたミスター・ホワイトを捕らえ、真相を究明すべく尋問。彼の背後に世界中の有力者や諜報機関すら影響下に置く巨大組織の存在を知る。調査を続けると、慈善団体“グリーン・プラネット”という企業に突き当たる。上司Mから、グリーンの陰謀を阻止する任務を私情を挟まず遂行せよ、と念を押されるボンドだったが…というストーリー。
前作の冒頭は、激しいボディーアクションの追いかけっこを見せてくれたが、2作目の本作も同じ。別監督なのだが、そういうノリはしっかり踏襲してくれている。悪くない。
前作のレビュでいったとおり、『カジノ・ロワイヤル』の内容をしっかり覚えていないとさっぱりわからないので、必ず観ること。CIAのフィリップスとかヴェスパーとかマティスとか思い出せなければ、本作の面白さは8割減になるので、注意しておく。
『カジノ・ロワイヤル』と密接に繋がったシナリオなのだが、完全オリジナルだ(前作でもテロ組織資金の運用をしている悪玉という部分はオリジナルなんだと思うが)。今後も、その裏の謎の組織を追うという軸で、ダニエル・クレイグのボンドシリーズを展開していくのだろう。前作もそうだが、話しのスケールが荒唐無稽に大きくなりすぎないところが、適度なリアリティを生んで効果的。男女の関係はなく、おなじ復讐者として繋がりをもつという、いままでにないボンド・ガール設定も面白い。
役者ではモデル出身のオルガ・キュリレンコが非常にキュート。役者としてのキャリアはさほどないが、本作のような跳ねっかえり娘的な役にはピッタリ。いずれ日本のシャンプーのCMとかに出てきそうな感じで、ジェシカ・アルバよりも日本人ウケするタイプかもしれない(まあ、プライベートではバツ2みたいで、いまさらアイドル的な扱いをされることもないだろうが)。
前作と同じで、最後のくだり(ヴェスパーの元彼の話)は、私にはよく理解できなかった。それを3本目への布石と捉えてよいのか、ペンダントを落としたことで本件の区切りはついたと捉えていいのか。が、ハードルは益々上がっていくとは思うが、3部作を完結するくらいの意気込みで、次回作を作って貰いたいと思う。
もう一度言うが、前作と連続して見ることをお勧めする。前作は長めだったが、本作は106分と短めなので、あわせてみても大丈夫だろう。
公開年:2006年
公開国:アメリカ
時 間:145分
監 督:マーティン・キャンベル
出 演:ダニエル・クレイグ、エヴァ・グリーン、マッツ・ミケルセン、ジュディ・デンチ、ジャンカルロ・ジャンニーニ、ジェフリー・ライト、ダニエル・クレイグ、ジェフリー・ライト、カテリーナ・ムリノ、イワナ・ミルセヴィッチ、セバスチャン・フォーカン、イェスパー・クリステンセン、クラウディオ・サンタマリア、イザック・ド・バンコレ、トビアス・メンジーズ 他
受 賞:【2006年/第60回英国アカデミー賞】音響賞(Martin Cantwell、Mark Taylor、Chris Munro、Eddy Joseph、Mike Prestwood Smith)
コピー:最初の任務は、自分の愛を殺すこと
ダブル・オーの称号を得たジェームズ・ボンドは、犯罪組織の資金源を絶つという最初の任務に乗り出す。やがて、世界中のテロリストを資金面で支えるル・シッフルなる人物が一連の事件に関わっていることが判明。ル・シッフルがモンテネグロの“カジノ・ロワイヤル”で大勝負に出ることが明らかとなり、更なる陰謀を阻止せんと現地へ向かうのだが…というストーリー。
『007 慰めの報酬』を観たが、人物名から追っておる相手からさっぱりトンチンカン。我慢して観進めていくと、Mがボンドに対して、復讐している云々のセリフが出てきて、どうやら、前作『カジノ・ロワイヤル』と密接につながっていることに気付く。これは、もう一度観直して、思い出さないとイカンと思い中断。
さて観ようとおもっていたら、奇跡のTV放送が。
本作は、ボンドが00ナンバーになるところから語る“ビギニングもの”。とはいえ、それほど“ビギニング”的な部分が前面押しなわけでもない。いままでのシリーズと比較すると、プレイボーイ要素は減り気味で、マッチョで骨太なキャラクター。冒頭のアクションシーンはかなり激しく、カンフー映画かというくらいで少しびっくりするくらい。現実離れしたハイテク武器もほとんど出ない。
ダニエル・クレイグがボンドに選ばれたとき、かなり否定的な意見もあったけれど、本作を観るかぎり非常に好感が持てる。こういうボンド像はいいと思う。ステレオタイプな色男が流行る時代でもないしね。
こういうノリで3本くらいつづけてくれればいいと思う。
ポーカーのシーンまでは、なかなかいいテンポで、毒を盛られたくだりなど、かなりドキドキできてよかったのだが、拷問を受けてから謎解きのくだりになっていくと、なにやらノリが悪くなってくる。まあ許容範囲ではあるのだが、ただ、あのラストは、大半の人が混乱したのではないか。まず、あれは誰?あそこでバツッと終わらせる意味は?と正直意味不明だった。最近の映画にしては長めの145分なのに、こんな投げっぱなし?と思わざるを得ない。公開当時は続編があるかどうかもわからないし、続編と密接に繋げるかどうかもわからないし、モヤモヤした気持ちで映画館を出た人が多いだろう。
まあ、はじめにも言ったが、次作の慰めの報酬に、直につながっているので、両方をレンタルして連続して見ることをお勧めする。『ボーン・アイデンティティ』シリーズよりも、純粋にアクションを楽しめるいい作品だし、意外に、このところスカッとアクションで楽しませてくれる映画は多くないので、いいと思う。
出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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