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公開年:2011年
公開国:アメリカ
時 間:95分
監 督:ネヴェルダイン、テイラー
出 演:ニコラス・ケイジ、イドリス・エルバ モロー、ヴィオランテ・プラシド、キアラン・ハインズ、クリストファー・ランバート、ジョニー・ホイットワース、ファーガス・リオーダン 他
ノミネート:【2012年/第33回ラジー賞】ワースト主演男優賞(ニコラス・ケイジ『ハングリー・ラビット』に対しても)、ワースト・リメイク・盗作・続編賞
コピー:そいつは俺の中にいる
制御不能、地獄の炎で悪を滅ぼせ
父親を死から救うために悪魔と契約し、ゴーストライダーとなった男ジョニー・ブレイズ。本人の意思とは無関係に、怒りや憎しみの感情が増すと、ゴーストライダーに変身してしまい、そのことがジョニーを苦しめ続けていた。そんな中、僧侶モローから、悪魔との契約によって生まれた少年ダニーを守って欲しいと依頼される。ダニーは、魔界の王メフィストが、次の人間体の器として狙われているとのこと。今、憑りつい人間の体が崩壊しつつあり弱体化しているメフィストが、ダニーの体に乗り移れば力は極大化し、世界はメフィストの手に堕ちてしまう。しかも、メフィストは、ジョニーを騙して契約しゴーストライダーにした、あの悪魔だった。モローは、ダニーを助けることができれば、ジョニーの呪いを解くという。意を決して、宿敵メフィストの陰謀を阻止するために、ダニーに接触するジョニーだったが…というストーリー。
前作『ゴーストライダー』のレビューの時に、別の監督でリメイクしたら面白いとは描いたが、続編を作れとは言っていない(笑)。
アイアンマンの方は『アベンジャーズ』で盛り上がったが、同じマーベル・コミックのゴーストライダーは蚊帳の外。っていうか、アベンジャーズ祭の最中に、わざわざこんな続編を作る必要ないでしょ。マーケティング的に意味不明。前作で書いたけど、ゴーストライダー自体はただの骸骨だから、ダークヒーローとしても格好悪いのよ。動いても所詮骨格のみだから、表現にも限界があるし。
#アクションのCG部分については、レベルダウンしたようにも思える。
“2”となってはいるが、前作ではメフィストのしもべ同然に行動していたのに、今回は完全に忌避・対立する関係に。肝心の契約関係の根本設定がズレてしまったように思える。やっぱり、なんで、メフォストがダニーと契約したのか、意味がボケている。
ライダーに変身してしまいそうになり、苦しみ、変身しかけたり戻ったりの表現は、なにか陳腐。また、ダニーとその母親という、ジョニーがシンパシーを感じられる存在を登場させて、それを守るという展開が、いささかチープ。前作でも恋愛ネタがなかったわけではないけれど、お互いの正体を知った上の恋愛、それも子持ちの女性との恋愛は、いまいち盛り上がりに欠ける。
ダニーとその母親もバトルに参加するが、二人は所詮生身なので、見栄えもしない。僧侶さんも前半はなかなかの戦闘っぷりだったのに、後半は出てこないし。ヒーロー物がよくわかっていない監督さんなのかも(『アドレナリン』の監督さん)。
ラストも“天使の要素がちょっぴりあったんやぁ”的な、無理矢理な勝ちパターン。それを持ち出しちゃったら、なんでもアリの無双状態になってしまうけど、それでいいんか?この展開を使ったら、続編は無理じゃないか?(できるとも思っていないか…)。
せめてバトルシーンで興奮させてくれれば良かったんだけど、そうでもないし。ギリギリ凡作ってレベル。ニコラス・ケイジの“アメコミ愛”も前作ほど伝わってこず。
出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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