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公開年:1999年
公開国:アメリカ
時 間:139分
監 督:デヴィッド・フィンチャー
出 演:エドワード・ノートン、ブラッド・ピット、ヘレナ・ボナム=カーター、ミート・ローフ・アディ、ジャレッド・レトー 他
ノミネート:【1999年/第72回アカデミー賞】音響効果編集賞
【2000年/第9回MTVムービー・アワード】格闘シーン賞(エドワード・ノートン:自分自身との対決に)
コピー:危害、破壊、石鹸。
自動車会社のリコール調査員をしているジャックは不眠症。病的なまでにお洒落な雑誌に出てくるような私生活をおくっているが、その心は満たされない。そんなある日、出張中に自宅が爆発。出張中の機内でであった石鹸行商人タイラー・ダーデンに助けを求めた。そして、テイラーに導かれるまま、謎の秘密組織「ファイト・クラブ」のメンバーになるが…というストーリー。
私は『ファイト・クラブ』を、年に一回は必ず観てしまう。今まで何度観ただろう。突然無性に観たくなるのだが、自分でも理由は不明だ。ただ、私は本作を、シナリオの教科書だなと、思っている。『シックス・センス』だと、オチがわかった後に観るとしても答え合わせ的に一回みるくらいでしょ。この映画はオチがわかっても、それ以外の仕掛けが面白いので、何度も観れる(私は)。
満たされない自分から脱却するために、別人格をつくって実現し、それに気付いて対峙するまでが、ストーリーの主筋だが、その間に何をもってくるかが、絶妙なのだ。病人の互助グループ。自動車リコールの調査員。石鹸の原料の入手法。ファイト・クラブメンバーへの宿題…等々。
おそらくこれらは原作の段階で盛り込まれているのだろうが、デヴィッド・フィンチャーも良くまとめている。
本作は、自分でも何でここまで好きなのか整理できていないので、お薦めするとかしないとか偉そうなことは言わない。全然、受賞していないけど、私は見る度に賞をあげてるよ。
出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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