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image0919.png公開年:2004年 
公開国:アメリカ、カナダ、イギリス
時 間:94分
監 督:アレクサンダー・ウィット
出 演:ミラ・ジョヴォヴィッチ、シエンナ・ギロリー、ジャレッド・ハリス、オデッド・フェール、トーマス・クレッチマン、サンドリーヌ・ホルト、マイク・エップス、ザック・ウォード、ソフィー・ヴァヴァスール、ラズ・アドティ、イアン・グレン、エリック・メビウス 他
コピー:タイムリミットは4時間、少女を救って脱出せよ。
泣かない。すべてが終わるまで。


大企業アンブレラ社の地下研究所での死闘から36時間後。何者かに捕えられ病院で目を覚ましたアリスは本能的に脱出し、“T-ウィルス”がラクーンシティに蔓延していることを知る。アリスは生き残った者たちと脱出を試みるも、すでに街はアンデッドたちで埋め尽くされ、事態の隠蔽を目論むアンブレラ社が送り込んだモンスターが彼らの行く手を阻む。さらに、アンブレラ社は、これ以上の感染を防くために、核兵器によって街全体を消滅させようとしていた…というストーリー。

先日(というか先週だけど)同様に、何気にTV放映を観ちゃった。簡単に言ってしまうと、前作から密室サバイバルという部分を取っただけだったりする。

1作目のレビューでも書いたけど、ゾンビ映画やらホラー映画の色んな映画の要素を思いつくだけ放り込んでプディング状態にした作品だから、2作目が決まった時も、「さあて、今度は何やる?」ってな感じで、思いついた事をダラダラ並べて、一生懸命ガッチャンコした感じ。だって、基本的に感染拡大→脱出成功→感染拡大→脱出成功の繰り返しだから、ひたすらインフレ化するだけだもの。

あとはいかに目を飽きさせないか。求められるのは、映画製作のスキルではなく、CMやゲーム製作のスキルということになる。
だから、女性キャラたちの格好が、とてつもなく不自然でも、全然おかまいなし。なんとなく雰囲気が漂わせられば、実のところたいして細かいことは考えていない“アリス計画発動”なんて言っちゃっても、後は野となれ山となれ。次回作の前に考えればいいのである。
で、前作を上回ったか否かと聞かれれば、クオリティが上がったというわけではないが、娯楽要素は確実に上回っているといっていいだろう。屋外に出たせいで広い空間を使った演出が可能になっているためか、スピード感は増しているし、前回と同じようなアクションでも、前より上回るように要所要所でがんばっているから。とにかく技術系スタッフは嬉々として仕事していることだけは良くわかる。

ニューキャラの“ジル”はときどきCGキャラ?と思わせるカットが多々あり、まさにゲームが原作だということを強調した演出にもなっている。もしかするとゲームもプレーしていれば、より楽しめるのかもしれない(だからといってゲームはしないけど)。

適当に憎たらしい悪役を配置しておいて、そいつに苦しめられつつ最後は無残に懲らしめスッキリするっていう、単純な展開。世の賞レースからは総スカン状態なんだけど、ここまでくると、芸術とは対極にはあるけれど、映画のもつ実社会のストレス解消っていう役割りをしっかり担ってくれているのかな…なんて思ったりもする。純粋なストレス解消作品として、1・2連続で観ることはお薦めする。芸術的な要素は皆無と思って割り切れば、かなりOKラインだと思う。

#乱暴な伏線の貼り方は、車田正美を彷彿をさせるような…

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出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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