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公開年:2013年
公開国:アメリカ
時 間:116分
監 督:マーク・フォースター
出 演:ブラッド・ピット、ミレイユ・イーノス、ジェームズ・バッジ・デール、ダニエラ・ケルテス、デヴィッド・モース、ルディ・ボーケン、ファナ・モコエナ、アビゲイル・ハーグローヴ、スターリング・ジェリンズ、ファブリツィオ・ザカリー・グイド、マシュー・フォックス 他
ノミネート:【2013年/第19回放送映画批評家協会賞】アクション映画男優賞(ブラッド・ピット)、SF/ホラー映画賞
【2014年/第23回MTVムービー・アワード】恐怖演技賞(ブラッド・ピット)
コピー:全人類に告ぐ、来たるZデーに備えよ。
元国連職員ジェリー・レインは、妻と二人の娘を学校に送るため車を走らせていた。しかし、いつもはスムーズに進むところで渋滞にはまってしまう。慌ただしく警察車両が通過し始め、人々が車を捨てて逃げ始めると、突然凶暴化した人間が出現し、他の人たちを襲い始めた。噛まれた人は同じ症状となり、また人を襲い始め、まさにゾンビ状態。なんとか逃れたジェリー一家は、人々をゾンビ化するウイルスが各地に蔓延し、このままでは世界が壊滅してしまうことを知る。家族を守るため必至に逃げる術を考えていたジェリーのところに、国連事務次長ティエリーから連絡が入り、現場への復帰を要請される。一家はティエリーが派遣したヘリに乗って、ニューヨーク沖に停泊する軍艦に向かう。しかし、艦の収容人数は限られており、民間人は地上の避難所へ移送されている最中。ティエリーは、かつて伝染病の調査や紛争地域での交渉で活躍していたジェリーを復帰させたいと考えており、復帰すれば家族を艦に留めてもよいという交換条件を出す。家族の安全のために復帰を許諾したジェリーは、若きウイルス学者や特殊部隊員らとともに、最初にゾンビの情報を発進してきた、在韓米軍基地へと向かう…というストーリー。
冒頭は、ゲンナリポイントの連打なのだが、あきらめずに観続ければ、そこそこ面白くなるので我慢しよう。あくまで、そこそこだよ。
まず、この作品がゾンビ物であることがわかったときの、「またか…」感。
「ゾンビだって??」って反応する科学者たちにセリフにゲンナリ。事実、目の前にいる調査対象の状態がゾンビ状態じゃないか。ゾンビという言葉を使ったら非科学的だとでもいうのだろうか。実に、セリフにセンスがない。科学者と現場の温度差というか、キャラ設定上の対立軸をむりやり作ろうという意図を感じ取ってしまうのだが、つまらない演出で本当にゲンナリした。
音に反応するとか、もう、その設定飽きたねぇ…。
ご立派なご託を並べる若い科学者。おそらくこの人物が鍵になるのかな…でも、ウゼーって思ったら、あっさり死ぬとか、なかなか新鮮でおもしろい(笑)。
そして何故か、在韓米軍にヒントがありそうってことで韓国に向かうのだが、韓国でゾンビウェーブとか笑わせる。別に在日米軍でもNATO軍でもいいのに。絶対に意図的。こういう映画での扱われ方って、相当嫌われている証拠だと思う。
さらに、あっさりと舞台はイスラエルに移る。嫌われているのに、蔓延っている国が舞台に選ばれているように思える。10番目の男理論とか、非常におもしろい味付け。こういうシニカルさは光っている作品だと思う。
でも、やっぱり、携帯電話が鳴ってピンチとか、幼稚な演出が散見されるのが残念。っていうか、マジメなのか、小ネタなのか、この辺でだんだんわからなくなってきた。
舞台がイスラエルに移ると、ビジュアル的な見せ場が。超高速の津波のようなゾンビウェーブ。いや、これも津波をわざと表現しているのは間違いない。これまでも走るゾンビが登場する作品はあったが、ここまでのスピード感はなかった。まさにCG技術の勝利。
さらに、ここで話のターニングポイントが登場。襲われない条件がある模様。子供?ハゲ?とかおもったのだが、普通に病気だった。
その後は、教われない条件を解明するために、研究室の中で話が展開する。館内のゾンビを掻い潜り、解明のために病原体のサンプルを取りに良くという、チェスというかロールプレイングゲームというか、静かめの流れに。けっして悪いプロットではないのだがが、多数の病原体サンプルの中から当てずっぽうで一つを選択して、一発正解っていうのが、実に興醒めした。もうちょっと、候補になる病気が絞られていれば、リアリティが増したと思うのだが。
他のゾンビ作品と同様に、意外と最後は、メリハリがなく終了してしまう。「戦いはこれからだ…」うん、どこかで観たような。
出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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