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公開年:2004年
公開国:アメリカ
時 間:142分
監 督:アルフォンソ・キュアロン
出 演:ダニエル・ラドクリフ、ルパート・グリント、エマ・ワトソン、ゲイリー・オールドマン、ロビー・コルトレーン 他
受 賞:【2004年/第58回英国アカデミー賞】観客賞
コピー:僕らは、変わる。
公開年:2005年
公開国:アメリカ
時 間:157分
監 督:マイク・ニューウェル
出 演:ダニエル・ラドクリフ、ルパート・グリント、エマ・ワトソン、トム フェルトン、スターニスラフ・イワネフスキー 他
受 賞:【2005年/第59回英国アカデミー賞】プロダクションデザイン賞(スチュアート・クレイグ)
コピー:[闇の帝王]現る。
ハリー・ポッターシリーズの3作目と4作目。
家に帰ると家族が、この2作を連続で観ていたので、一緒にみることにした(なんでこれを観たくなったのかは理由不明。もう何回も観てるんだけどね)。『ハリー・ポッターと謎のプリンス』のレビューの時に、原作2冊分を詰め込んだ弊害について書いたが、3作目の原作は1冊。4作目の原作は2冊で、詰め込み始めの端境期になるので、違いを比べるのちょうどいいだろう。
まず3作目。やはり、6作目に比べると慌しさがなく、1シーンごとが丁寧に描かれている印象だ。お子様がきちんと付いてこれるように、伏線になっている部分を印象的なカットにする工夫が見られる。意外なことに、今観かえすとCGは結構お粗末に感じなくもないのだが、まあご愛嬌だろう(どうも1作目のケンタウロスもそうだったが、クリーチャーデザインが、どうも気に喰わないなのだが、まあ、それは私の好みの問題かも)。1・2・3とパワーダウンしている感は否めないがファミリー向け映画としての配慮を強く感じられて好感が持てる。
4作目は、演出云々よりも、シナリオにかなり苦慮したことが伺える。恋愛がらみは極力残しつつ、トーナメントとクラウチの息子がらみの部分を主軸に、あとは省けるところは省いたという所だろう。おそらく4作目からお子様の半分近くが付いてこれなくなっているに違いない。どうしても3作目にはあった伏線部分の丁寧さが欠落しているし、淡々とエピソードを盛ることになっているので、ストーリーの流れの波に強弱がなく、ヘタすると眠ってしまうかもしれない危うさがある(原作も読んでいるし、劇場でもみたはずなのだが、今回観かえして、ああ、これはあの伏線になっていたのね…と改めて思う部分も多々あり)。
ここまで観て、どうもあることをしようとしているな…と気付いた。おそらく7作目ができたところで、『ロード・オブ・ザ・リング』のスペシャル・エクステンデッド・エディションのように長尺版をリリースするに違いない。それもDVDは2枚組み。ブルーレイは1枚で…という形態にして、ブルーレイの販促に一役買うことだろう。
『ロード・オブ・ザ・リング』は、劇場で見たときには、よくわからなかった部分があったのだが、長いスペシャル・エクステンデッド・エディションを観て、ああ、そういうことね…と話を理解したのを思い出した。
『ハリー・ポッター』の詰め込みすぎ問題は、そういう形で解消され、名作シリーズとして世に残ることであろう。
#やっぱり、長いシリーズなので、観帰すと色々発見がありますな。4作目は次回作でたくさん登場するキャラクターがいっぱいでているので、いい復習になった。
出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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