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公開年:2009年
公開国:アメリカ
時 間:194分
監 督:ロブ・レターマン、コンラッド・ヴァーノン
出 演:リース・ウィザースプーン、セス・ローゲン、ヒュー・ローリー、ウィル・アーネット、キーファー・サザーランド、レイン・ウィルソン、ポール・ラッド、スティーヴン・コルバート他
コピー:エイリアンがやってくる? モンスターならやってくれる!
ごく普通の女性がひょんなかことから巨大化してしまったばかりに奇妙な生き物たちと一緒にモンスター扱いされ、さらには、突如地球に襲来したエイリアンと戦わされるハメになる…というストーリー。
ドリームワークスのアニメには、『シュレック』のような表ドリームワークスがあるのに対して、『シャーク・テイル』のような裏ドリームワークスがある(と思う)。裏といっても大人的な要素とか暗いとかそういうことではなく、純粋に“子供だまし”という意味である。
表から裏かの判定は、社会的なマイノリティへの賛歌や、大人社会を斜めに観た視線とか、そういう演出やセリフがうまくいっているかどうかである。本作は完全にスベっている。ところどころに出てくる、ウィットに飛んだ(つもりの)セリフは、すべてとってつけで、裏にはなんの意味もない。単にモンスターが存在して宇宙人と戦うだけ。
このアニメはだれが見ておもしろいと思うのやら。
年末の忙しい時に子供にアニメでも見せておとなしくさせておこうという親は注意が必要だ。幼児はまず、あっというまに飽きる。中学生以上ならば、この子供だましをあっさり見抜き、見るのを止めるだろう。まあ、小学3年生と4年生の15%くらいが、最後まで楽しんで見るくらいだろう。
そりゃあ、吹き替えにベッキーを引っ張りだしてくるよ。そうでもしないとプロモーションもなにもあったもんじゃない。
まったくお薦めしない。他のモノを観よう。
出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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