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公開年:2012年
公開国:フランス、アメリカ、カナダ
時 間:95分
監 督:マイケル・J・バセット
出 演:アデレイド・クレメンス、キット・ハリントン、ショーン・ビーン、キャリー=アン・モス、ラダ・ミッチェル、デボラ・カーラ・アンガー ダリア・ギレスピー、マーティン・ドノヴァン、マルコム・マクダウェル、ロベルト・カンパネラ、ピーター・アウターブリッジ、エリン・ピット 他
コピー:封印された街 閉ざされた記憶 呪われた運命)
この謎を解くまで逃げられない。
ヘザーと父のハリーは、これまで街から街を転々と移り住み、身を隠すような生活を送っていたが、ヘザーの18歳の誕生日を目前に、またもや新しい土地に移り住み、おそらく長くはいないであろう学校に通い始める。ヘザーには何故か幼い頃の記憶が無かったが、その一方で夜ごとサイレントヒルという見知らぬ街で何者かに追われる悪夢を見続けていた。そんなある日、学校から帰宅すると父親が失踪しており、家の壁には“サイレントヒルに来い”という血文字が残されていた。ヘザーは、同じ日に転校してきた青年ヴィンセントと共に、血文字に書いてあったサイレントヒルへ立ち入ると、サイレンが突然鳴り響き、街は闇に飲み込まれ、この世のものとは思えない異形の何者かが現れるのだった…というストーリー。
今回観たのは2Dだけど、“3D”と銘打って公開された作品。あ、もしかして前作を3D化しただけで内容は同じか?なんて一瞬焦ったのだが、ちゃんと続編だった。私、ゲームとかやらないんでよくわからないんだけど、ゲームの続編を映画化したってことみたい。
主人公の娘は、前作でサイレントヒルから戻ってこれた女の子。母親(といっても実母ではない)は、サイレントヒルから戻ってこれないままの模様。改めて前作を観なくても思い出せる(というか、思い出した気になれる)ほどよい説明は、なかなか悪くなかったとと思う。
で、前作で娘だけは戻ってこれためでたしめでたし…だと思ったのだが、全然めでたしじゃなかった…というのが、本作の筋であり、謎の根幹である。表向きは父の奪還が目的なのだが、結局はヘザーの自分探しがメイン。
ここで少し残念なのは、製作に日本陣営がいなくなったこと。そのせいか、ジャパニーズホラーとまでは言わないが、ちょっとウェットな感情が絡まったいい雰囲気があったのに、本作では見事に皆無である。善と悪に二分された、片割れ同士のバトルという、いかにも欧米人が考えそうなギミック。
キャリー・アン・モス演じる教団のボス・クローディアは、探偵や自分の息子を差し向けてまで、ヘザーをサイレントヒルに連れてきたかったわけだが、連れてきて一体どうしたかったんだろう…実はよくわからん。アレッサとヘザーを融合させることで、恨みを解消し、サイレントヒルを消滅させたかったのだろうか?あの二つ合体させた印章みたいなのが欲しかっただけだろうか?印章によって怪物化するようだが、アレッサとヘザーを融合させるツールでもあるということか?だとしたらなんで、カルト教団の元リーダが半分もっていて、もう半分をヘザーが持っていたのか。その経緯は?
でも、融合したにも関わらず、サイレントヒルは相変わらず異世界に突入する描写のラストで終わる。なぜ、なにも変わってないのか?サイレントヒルを生んだのはアレッサの恨みではないのか?(あれ?それとも、また分離した?)
正直、細かいところを突き詰めて考えていくと、よくわからんね。この話。まさか、わけのわからない世界のお話だから、わけわからなくてもどうでもいいよね?とか思ってる?勘弁してほしいなぁ。
だるまさんが転んだナースとか、三角頭さんとか、私の好きなキャラは、前作に引き続き登場しているのはちょっとうれしいし、新キャラの生首キャリースパイダーさんなどの新参者もとても素敵。単純な気持ち悪さを超えた何かに、惹き付けられる。ただ、なぜか三角頭さんは、ひたすらヘザーの援護をしているように見えるのが、どういうことかわからんが。
うん。クリーチャーはおもしろいだけど、よくわからん。この話。だからといって、ちょっと観返す気にもならない。
出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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