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公開年:2010年
公開国:アメリカ
時 間:103分
監 督:デクラン・オブライエン
出 演:ケレム・バーシン、サラ・マラクル・レイン、エリック・ロバーツ、エクトル・ヒメネス、ピーター・ネルソン 他
アメリカ海軍はブルー・ウォーター社に、コントロール可能な生物兵器の開発を依頼。その生物は遺伝子工学で生まれた鮫とタコの合体生物“シャークトパス”。しかし、実験中に制御装置がハズレ、海に放たれてしまう。そのまま南下し、メキシコのプエルトパヤルタに移動する。ブルー・ウォーター社の責任者は、これまでの開発成果を無にすることを良しとせず、かつて社に勤務していたアンディに、30万ドルで生け捕りにすることを依頼する。しかし、シャークトパスは次々を人を襲い始め、とうとうマスコミにもその存在が知られてしまい…というストーリー。
「マツコ&有吉の怒り新党」で紹介されていたそうで、面白そうなので観てみたら?といわれ薦められるがままに素直に鑑賞。
これから出てくるおそろしい謎の生物は??なんていう煽りは一切なしで、チラ見せも無しで、いきなり鮫とタコの合成生物を作りましたわ!スゴいでしょ!というところからはじまる。一切観客をジラす気もない。まあ、タイトルはそのまんまだし、ジャケット画像にはバッチリ出ているわけでお、ある意味、快い潔さをも言える。
CGのレベルはかなりショボいが、低予算のTVムービーということもあって、そこは大目にみたい。シャークトパス自体のデザインは悪くないし、蛸足のおかげで水中で小回りが利くというだけでなく、多少なら陸地に上がれるという、素敵な能力のおかげで、攻撃のバリエーションが増えているのも、おもしろい。CGがどうのこうのいうよりも、パースが狂っているカットが多いほうが気になる。
はじめこそ、麻薬犯罪組織の人間が襲われるが、以降は、B級ホラー作品にはありがちな、何の落ち度もない市民が、躊躇のない方法で無慈悲に(というかおもしろおかしく)殺されていく。じゃあ、退治しなくちゃ!となり、会社のご都合主義との戦いという人間側の葛藤も、ありがち。
恋愛っぽい展開や、親子の軋轢なんかの設定は、とりあえず配置してみた程度で、あまり盛り上がりに貢献していないのも、いかにもB級映画らしい。いや、こういう処理がきちんとできないからB級なんだけど。
ラストはシャークトパスに元々埋め込まれていた緊急用の爆破装置を作動させて倒すという、なかなか都合のよい展開。バカ映画だなぁ…っていいたいんだけど、後半は飽きる。とにかく飽きる。
まあ要するに、“シャークトパス”の出落ち作品ってことかな。
出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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