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公開年:2009年
公開国:アメリカ
時 間:128分
監 督:ガイ・リッチー
出 演:ロバート・ダウニー・Jr、ジュード・ロウ ジョン・ワトソン、レイチェル・マクアダムス、マーク・ストロング、ケリー・ライリー、エディ・マーサン、ジェームズ・フォックス、ハンス・マシソン、ウィリアム・ホープ、ブロナー・ギャラガー、ジェラルディン・ジェームズ、ロバート・メイレット 他
受 賞:【2009年/第67回ゴールデン・グローブ】男優賞[コメディ/ミュージカル](ロバート・ダウニー・Jr)
19世紀末のロンドンで、儀式ような手口で若い女性が殺される連続殺人事件が発生。スコットランド・ヤードが捜査に手こずる中、名探偵シャーロック・ホームズは、超人的な観察力や記憶力、推理力で犯人の居所を突き止める。その犯人である黒魔術を操るブラックウッドは、巨大な闇の力ですぐに復活すると言い残して処刑されるが、彼が本当に甦ったとの報せが。そしてブラックウッドは、とある秘密組織を掌握し、全世界を支配するという野望を実現しようとする。ホームズはその野望を阻止するため、相棒ワトソンと共に、ブラックウッドを追跡する…というストーリー。
まったくもって大胆極まりないキャラ設定で、往年のシャーロックホームズドラマのファンの方々は不満だろう。
これまでのホームズとワトソンの関係は、お人好しのワトソンと、それを常に上から目線で見ているホームズという感じだが、本作では逆に。さらに加えて、アメリカドラマのバディ物を演じさせちゃうという、思いっきりのよさ。
それにしても、古典的なホームズファンが文句をいっているのをよく見る。監督がガイ・リッチーなのだから、ありがちなイメージのホームズになるわけがないのはj、あらかじめ予想がつくし、古典の良さを維持しようなって発送はハナから無いに決まってる。もう、だまれ!って感じ。
#実は、原作のホームズはこれに近いんだよという指摘もあるのだが、私は遠い昔に一冊か二冊読んだ程度なので覚えていない。
何も考えずに観れば、絶対に愉しめるはず!と思っていたら予想通りだった。スローモーションとか、謎解き的に同場面を繰り返すとか、ガイ・リッチーらしいこれまでの彼の作品と同じ演出方法が多用されている。ロバート・ダウニーJr.もジュード・ロウも大人の関係をクールに演じていて、なかなか小気味良いし、ホームズとアイリーンの関係はルパンと不二子ちゃんみたいだし。
ただ、不思議なことに、結構面白く感じているハズなのに、3回以上、途中で寝てしまった。理由は二つ。
①こういった演出が主筋の事件とは無関係に、結構繰り返されるので、途中で「何の映画観てたっけ?」という感じになってしまうこと。
②ホームズがなんでもお見通しなので、だんだんドキドキしなくなってきて、謎解きの醍醐味が薄くなること。
まあ、このへんの詰めの甘さが、ガイ・リッチーが一流になれない要因だろうね。
是非、何も考えず、何も期待せず、観て欲しい。A-(Aマイナス)くらいは付けてもらえる作品。横になりながら見てると寝ちゃうかもしれないから大音量でみ観て(笑)。
出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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