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公開年:2007年
公開国:アメリカ
時 間:104分
監 督:スコット・ヒックス
出 演:キャサリン・ゼタ・ジョーンズ、アーロン・エッカート、アビゲイル・ブレスリン、ボブ・バラバン、パトリシア・クラークソン、ブライアン・F・オバーン、ジェニー・ウェイド、セリア・ウェストン、ジョン・マクマーティ 他
コピー:一生懸命もいいけど、ちょっとのさじ加減で違う何かが見つかるかも。
超一流の腕前と妥協のない仕事ぶりでマンハッタンの高級レストランの評判を支えている女料理長のケイトは、、完璧主義が過ぎて客と喧嘩してしまうことも。そんなある日、姉が事故で亡くなり、遺された9歳の姪ゾーイを引き取り一緒に暮らすことになったが、心を開いてくれないゾーイに苦悩する。おまけに、仕事場には彼女の知らないうちに陽気なシェフのニックが加わり、彼女の聖域を侵し始め、彼女の苛立ちは増すばかりだったが…というストーリー。
私がラブロマンスなどを観て、良い評価するわけがないと思われそうだが、本作は案外悪くなかったのである。その理由は、アーロン・エッカートが演じるニックのキャラクターが、男からみてもなかなかステキだからだろう(私が男の意見を代表するつもりはないのだが)。
こういう振る舞いのできる男は、男からみても魅力的だと思うが、女性からみると、どの程度にみえるのかしら。
それに、私、調理師免許を持っているので、ああいう戦場のような厨房を、システマティックに捌く様子みると、むちゃくちゃ興奮してしまう。ああやって何十組も捌いた後にやってくる達成感はたまらないのだが、あれは経験者じゃないとわかんないだろう。まあ、逆にあの追い詰められ感がイヤで辞める人もいるんだけど(映画の評価とは無関係か…)。
姪のゾーイとのからみも、重くなったらイヤだなぁ…とおもっていたが、ほどよいところで、ほんわかまとめてくれていい感じ。わざとらしくない、なかなかかわいらし演技を見せてくれる子役だった。
最後は、あっさり終わりすぎと感じるかもしれないが、これでいいと思う。年末の多忙なときに、さらっとほんわかした気分になる、ちょうどいい映画なので、お薦めする。
出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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