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image1349.png公開年:2008年 
公開国:日本
時 間:128分  
監 督:西谷弘
出 演:福山雅治、柴咲コウ、北村一輝、松雪泰子、堤真一、ダンカン、長塚圭史、金澤美穂、益岡徹、林泰文、渡辺いっけい、品川祐、真矢みき、鈴木卓爾、東根作寿英、三浦誠己、海老原敬介、青木一、福井裕子、小松彩夏、リリー・フランキー、八木亜希子、石坂浩二、林剛史、葵、福井博章、高山都、伊藤隆大 他
受 賞:【2008年/第32回日本アカデミー賞】話題賞[作品]
コピー:その謎を、愛そう。
ガリレオが苦悩する、その謎とは?

顔が潰され指紋も消されている男性の死体が発見され、その別れた妻・花岡靖子が容疑者と目されたが、完璧なアリバイがあった。内海と草薙は“ガリレオ”こと湯川学に相談を持ちかける。そこで偶然にも、靖子のアパートの隣に住む冴えない男・石神が、湯川の学生時代の無二の親友だったことが判明し、湯川は石神がこの事件に深く関わっているのではないかと疑念を抱き始めるが…というストーリー。

昨日、TV放映されていたようだが、それを観たわけではなく、ちゃんとDVDで観た。
#やっぱり年末は軽めの作品を選んでしまうなぁ。

私はほとんど、日本のTVドラマを見ない(米ドラマはDVDをレンタルしてみる)。複数の理由があるが、毎週おっかけて観るのが基本的に面倒くさいことと、期待を裏切られることが多いというのが大きいだろう。最近では、『ガリレオ』と『BOSS』だけは見た。後者は、米ドラマの『クリミナル・マインド』と『クローザー』と『CSI』と『BONES』を足して10で割ったような作品で、最後のほうは閉口してしまったけど、『ガリレオ』のほうは最終回のヘンテコな装置のセット以外は、とても楽しめて観れた。

そこまで楽しめたなら、本作だって劇場で観たのか?といわれると、残念ながらそれほどでも。東野圭吾ファンとか柴咲コウファンとかだったら観にいったかもしれないのだが、如何せんどちらでもない。

正直に告白すると、じつはフィギュアの着色をしながら観たので、あまり画面はしっかり観ていない(特に前半は)。ラジオドラマ状態だったが、それでもかなりおもしろかった。それは、スペシャルTVドラマがよいデキだったと同等の評価と思ってもらっていい。残念ながら、TVドラマを観ていなかった人が、いきなり本作を観て、素直に楽しめるかといわれると、おそらくそうはならないだろう。

むりやりまとめれば、TVスペシャルはもちろん、前後編くらいにすればTV版のエピソードとして成立しそうなのだが、おそらく、他のエピソードとはいくらか色が異なるからあえて映画のほうにもっていったということだと思う。まず、内海(柴咲コウの役)は、TVのような丁々発止の掛け合いがなく、狂言廻し的でもなく、ただの一刑事の範囲に留まる。

勧善懲悪的でもないし、物理学のトリックを楽しむわけでもない。湯川は自分のポリシーで突き進むか?といえば、かなり人間臭かったりする。ラストも大団円なわけでもないし、カタルシスがあるわけでもない。
東野作品のことはまったく知らないのだが、もしかして、原作としては始めのほうのキャラが固まっていないあたりのエピソードだったりするのかな?

等々、考えると、単作では微妙な作品といえるだろう。

TVドラマを観た人で、観忘れている人は観て!とは言うけれど、そうではない人は、観なくてよい(ありきたりな批評でスマン)。

 

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