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公開国:アメリカ
時 間:136分
監 督:トッド・ヘインズ
出 演: クリスチャン・ベイル、ケイト・ブランシェット、マーカス・カール・フランクリン、リチャード・ギア、ヒース・レジャー、ベン・ウィショー、ジュリアン・ムーア、シャルロット・ゲンズブール、ミシェル・ウィリアムズ、デヴィッド・クロス、ブルース・グリーンウッド 他
受 賞:【2007年/第64回ヴェネチア国際映画祭】女優賞(ケイト・ブランシェット)、審査員特別賞(トッド・ヘインズ)
【2007年/第42回全米批評家協会賞】助演女優賞(ケイト・ブランシェット)
【2007年/第65回ゴールデン・グローブ】助演女優賞(ケイト・ブランシェット)
【2007年/第23回インディペンデント・スピリット賞】助演女優賞(ケイト・ブランシェット)、ロバート・アルトマン賞[アンサンブル演技作品賞]
コピー:詩人・無法者(アウトロー)・映画スター・革命家・放浪者・ロックスター
全てボブ・ディラン 6人の豪華キャストが演じる、生ける伝説
詩人のアルチュール・ランボーは、「なぜプロテスト・ミュージックをやめたのか?」という理由と問われ、淡々と応え続ける。1959年、“ファシストを殺すマシン”と書いたギターケースを持つ黒人少年ウディは、放浪の末に一人のブルース・シンガーの家に転がり込む。60年代後半、プロテスト・フォーク界で時代の寵児となったジャック・ロリンズは、パーティのスピーチでJFK暗殺犯を称えて隠遁するはめに。約20年後、彼は教会でジョン牧師と名乗っていた。1965年、俳優のロビーは、美大生クレアと出会い結婚するが、次第に2人の気持ちはすれ違い始める。1965年、ジュードはロックバンドを率いてフォーク・フェスティバルに出演し、ブーイングを受ける。彼はロンドンのライブで再びロックを演奏しフォーク・ソングとの決別を表現。観客から裏切り者と罵声を浴びる。西部の町リドルで隠遁生活をするビリーは、ハイウェイ建設のため町民が立ち退かされるのが、ギャレット長官であることを突き止め、彼の演説会で非難の声を上げる。ボブ・ディランの多面性と波乱に富んだ人生を6人のキャラクターで描く作品。
何度観ても、演出意図がさっぱり理解できない作品。まず、私が根本的にボブ・ディランを知らない上に、歌手ボブ・ディランの半生を6人の俳優達が演じたとの謳い文句なのに、詩人アルチュール、黒人少年ウディ、ジャック・ロリンズ、俳優ロビー、ジュード、ビリー、どれもボブ・ディランじゃないし。
ケイト・ブランシェットだけが、ボブ・ディランに似せようと演技をしてた…なんてことも聞くけど、その役も“ジュード”て名前で、ボブ・ディランがそんな名前で活動していたなんて情報もないし…、一体何なのか。エピソード的には、各者、彼の生い立ちを散りばめているのかもしれないないが、とにかくみんな名前が違うというその演出意図はなんなの?
嫌味で言っているわけじゃなく、本当にこの作品の意味がわらななくて、誰かわかる人に解説をしてもらいたい。
おそらく、6人それぞれが、ボブ・ディランの一面、歴史の一幕を表現しており、トータルでボブ・ディランをいう人物像を浮かび上がらせているということか。洒脱な演出だねぇ…ってな感じで、ボブ・ディランを知っている人には、しっくりくるんだろうが、私には観る資格が無い作品だということだ。
少なくともボブ・ディランを知らない人が、この作品を経てボブ・ディランを知ろうということは不可能であるということ。そして、ボブ・ディランに興味をもって、じゃあ彼の曲を聴いてみよう…という気にならないということ。そして、ボブ・ディランは別にそんなことを望んでいないこと。
つまり、一見さんお断り作品なのだ。この先、私がボブ・ディランの曲が好きになったら、改めてみることがあるかもしれないが、そんなことが無ければもう二度と観ることはないであろう作品。
出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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