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公開年:1990年
公開国:アメリカ
時 間:120分
監 督:クリント・イーストウッド
出 演:クリント・イーストウッド、チャーリー・シーン、ラウル・ジュリア、ソニア・ブラガ、ララ・フリン・ボイル、トム・スケリット、ペペ・セルナ、マルコ・ロドリゲス、ピート・ランドール、ドナ・ミッチェル、ザンダー・バークレイ、トニー・プラナ、デヴィッド・シェリル、ハル・ウィリアムズ、ロイド・ネルソン、ジョエル・ポリス、ポール・ベン=ヴィクター、ロバータ・ヴァスケス 他
コピー:とんでもない奴とパートナーになってしまった…。


強引な捜査でおなじみのロス市警のベテラン刑事ニック・パロヴスキーは、高級車ばかりを狙う窃盗団を捜査していた。そんな彼は、新人警官デイヴィッド・アッカーマンはとのコンビを命じられる。デイヴィッドは上流階級生まれだったが、子供の頃に弟をビルの屋上から転落死させてしまい、その罪の意識に苛まされ続け、自分を痛めつけるように自分を厳しい環境に追いやり、父に反発して警官の道に進んだのだ。窃盗団のボスとして浮かび上がったのは、ストロムという男。しかし、捜査をすすめようとしても、経験不足のデイヴィッドは、ことごとくニックの足を引っ張り続ける。そんなデイヴィッドに捜査のイロハを教え込むニック。そんな中、ストロムは資金繰りに困窮し、カジノ強盗をして金を調達し、そのまま国外逃亡をしようと画策していた。その動きを察知した二人だったが…というストーリー。

いまでこそ、チャーリー・シーンといえばトンデモ人間の代名詞だけど、当時はそんなことはなかったはず。そんな彼が『ダーティ・ハリー』のクリント・イーストウッドが監督でダブル主演のバディ物ときたもんだ。そりゃあ期待しちゃう。でも、なんかショボいんだなぁ、これが。

証拠の保全という概念がすらない刑事。そりゃあむちゃくちゃな話になっちゃう。でも無意味に痛快なのは間違いない。映画なんてのはこの程度のノリでいい。おまけに悪役だって、たかだか高級車窃盗団のボスという小物である。期待しすぎてはいけないし、実際、期待させるような導入部でもない。

会話の小ネタや、変態チックな性描写シーンとかがちょくちょくはさまれているのだが、観終わって考えると、クリント・イーストウッドは“半コメディ”みたいな作品を作りたかったんだと思う。だから、ストーリーもちょっとマヌケな臭いが漂う展開になっている。
でも、クリント・イーストウッド演じるロートル刑事ががつかまって人質になって、おまけに敵の女キャラに好き放題になれちゃうのだが、この役がまったくクリント・イーストウッドに似合ってなさすぎて、ちょっと興ざめしてしまう。
クリント・イーストウッドらしい、笑いのはさみ方…って擁護してあげたいんだけど、やっぱりつまらない。

逆にキャラにばっちりマッチしているチャーリー・シーンなのだが、こっちは、キャラの行動がクレイジーすぎて興ざめ。本当に意味不明な無頼っぷりで、ヒいてしまうほど。後は闇雲に突撃するだけ…という展開なのに、わざわざ親に金の無心したりする。これが、実に意味不明。“俺が金を出させたんだ!”って威張ったところで、ニックと友情が目覚めるわけはないだろう。ストーリー上、意味あるのだろうか? 馬鹿げたシナリオだと思うし、キャラ設定の練りもあまいと思う。
最後だって、逮捕するでもなく、ただ殺すだけ。中途半端なハジケっぷり。

凡作と駄作の間を行ったり来たり転んだりしてる作品。
#暗いシーンばかりで観にくいのも難点。

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