忍者ブログ
[287]  [286]  [285]  [284]  [283]  [282]  [281]  [280]  [279]  [278]  [277
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

image1311.png公開年:2007年 
公開国:アメリカ
時 間:111分
監 督:ビリー・レイ
出 演:クリス・クーパー、ライアン・フィリップ、ローラ・リニー、デニス・ヘイスバート、カロリン・ダヴァーナス、ゲイリー・コール、キャスリーン・クインラン、ブルース・デイヴィソン 他
コピー:職業…FBI捜査官
罪状…二重スパイ
史上最悪の裏切り者、逮捕までの二ヶ月間。

捜査官への昇進を目指す若きFBI捜査官エリックは、上司のケイトから、ベテラン捜査官ロバート・ハンセンの監視を命じられる。彼の性的倒錯行動を監視し逐一報告しろという指示だったが、いくら行動を共にしても、何一つ不審な点は見つからない。そんな任務に不満を感じたオニールがケイトを問い詰めると、ハンセンにはロシアに協力するスパイの容疑がかけられていることを告げられる…というストーリー。

アメリカでは重大事件だったので周知だったかもしれないが、日本で記憶残っている人は少ないはず。それなのに、“BREACH”という原題に『アメリカを売った男』という邦題をつけちゃうバカさ加減。
3分の1近くまで、捜査の真の理由はわからない状態で、捜査しているつもりが利用されているのがおもしろいのだが、邦題とコピーのせいで丸わかりで、観も蓋もない。『死ぬまでにしたい10のこと』くらいバカな邦題である。さほど評価の高くない映画だったようので、とりあえず集客できりゃなんでもよかったのか。タチの悪い日本の配給会社め。

映画の内容としては、『フェイク』を同じようなプロット。まあ、そりゃあ事件の種類に違いこそあれ、両方ともFBI捜査官による騙し捜査なのだから、捜査手法がダブるのは当然か。バレるバレないのドキドキ感も『フェイク』と同様だが、さすがに、FBI内部の出来事なので、緊迫感は劣る。警戒されて捜査が頓挫しても、命が危険にさらされるわけでもなかろうし、どうであと数年で定年だし、その気になれば闇に葬ってしまえばいいのだし。
それにしても、既視感がバリバリすぎる。笑ってしまうのは、FBI捜査官の妻は、揃いも揃ってアホなのか?という点。FBIで捜査をしてるんだから家族に仕事の内容が言えない時があることくらい承知の上だろうと思うのだが。アメリカ人と日本人の職業観の違いだろうか。

一つ、慧眼だなと思うには、自分が廻りの人間にとって役に立つ存在でありたいという欲求が、犯行動機足りえるという点かな。

とはいえ、200円くらいのレンタル料金なら、まあまあ許せるかな?くらいのデキ。受賞がないのは、至極妥当。お薦めはしないが、どうしても暇つぶしにDVDを観たいなら、許せる範囲かも。

拍手[0回]

PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
プロフィール
HN:
クボタカユキ
性別:
男性
趣味:
映画(DVD)鑑賞・特撮フィギュア(食玩/ガシャポン)集め
自己紹介:
一日一シネマ。読んだら拍手ボタンを押してくだされ。
出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
リンク
カウンター
カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
ブログ内検索
最新コメント
[06/03 離脱ラバ]
[06/03 離脱ラバ]
[06/03 離脱ラバ]
[04/28 ETCマンツーマン英会話]
[10/07 絶太]
最新トラックバック
Copyright © 2009-2014 クボタカユキ All rights reserved.
忍者ブログ [PR]