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公開年:2002年
公開国:アメリカ
時 間:101分
監 督:スティーブン・ソダーバーグ
出 演:ジュリア・ロバーツ、デヴィッド・ドゥカヴニー、キャサリン・キーナー、メアリー・マコーマック、ニッキー・カット、メアリー・マコーマック 他
コピー:ロサンゼルス、ハリウッド。裸(フル・フロンタル)の心を抱えて 誰もが少し誰かと つながっている
ビバリーヒルズの高級ホテルで映画プロデューサー、ガスの40歳の誕生パーティーが開かれる。そのパーティーに招かれる者や招かれない者、それぞれの一日が始まる。リストラ宣告がもっぱらの仕事の人事部長リーは、雑誌ライターで脚本家の夫カールに離婚を告げる置き手紙を残して出勤。その手紙にも彼女の浮気にも気付かないカールは雑誌社を解雇される。リーの愛人は映画スターのカルヴィン。彼は、人気女優のフランチェスカと映画を撮影中。一方、劇作家のアーサーは、今夜が初日だというのにセリフが入っていないヒトラー役の俳優に悩まされつつも、ネットで知り合ったリーの妹のマッサージ師リンダとのデートに気もそぞろ。そのリンダがホテルの一室を訪ねると、大物映画プロデューサーのガスが待っており…。
はっきり言っちゃっていいのかどうかわからないが、これは単なる実験映画でしょう。そういい切っていい。映画学校の生徒に、群像劇というのはどういうものですか?と聞かれたらこの映画を見せればいいと思うが、典型的な群像劇ではあるが、おもしろいか否かはそれとは別である。
大抵、群像劇というのは、多くの糸が展開が進むごとに1・2本の糸に撚られていくものだが、本作は最後にできあがるのが“縄のれん”みたいなもの。失敗しているわけではなく、元々ソダーバーグにそれらを集約するつもりは見受けられないのだ。ストーリー自体も特段の盛り上がりも、はっとさせられるような場面があるわけでもなく、悪くいえば思いついたシチュエーションを詰め込んだだけ、そんな感じ。
#こういうもものを作るのが許されるとは、ソダーバーグは巨匠扱いなのね。
民生用カメラでの撮影も実験の一つかと。ジュリア・ロバーツが2キャラ演じていてややこしいのも、ただややこしいだけで特段の効果がない。本当に思いつきで実験しているよう。しかし、撮影現場の和気あいあいな感じが、なぜだか伝わってくるのが不思議である。
実験的な変わった映画とか、不親切な難解さを好む人は観るとよい。娯楽も感動も考えされらるものもない。それを承知の上ならばどうぞ。ワタシは二度とみないし、知り合いには薦めない。
#まあ、そりゃあ賞とは無縁だろうさ。
出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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