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公開年:2002年
公開国:フランス
時 間:80分
監 督:ロバート・レッドフォード
出 演:ジャン=クロード・ドンダ、ミシェル・ロバン、モニカ・ヴィエガ 他
受 賞:【2003年/第76回アカデミー賞】長編アニメ賞、歌曲賞(ブノワ・シャレ、シルヴァン・ショメ“The Triplets of Belleville”)
コピー:ベルヴィルへ、ようこそ!
戦後間もないフランス。父母を失った孫のシャンピオン元気づけようと、おばあちゃんは色々努力したが、まったく効果なし。そんなある日、シャンピオンが自転車に興味を示していることを気付いたおばあちゃんは、自転車を買い与える。シャンピオンは自転車を愛し、やがて一流の自転車選手になるため、おばあちゃんと二人三脚で厳しいトレーニングまでになる。そしてついにシャンピオンはツール・ド・フランスに出場するまでに成長。ところがレース途中でシャンピオンは何者かによって誘拐されてしまい、おばあちゃんは孫の奪回を試みる…というストーリー。
ちょっとジャンル分けが難しくて、とりあえずドラマにカテゴライズしておいたけど、ちょっと微妙。
実は、以前、一度レンタルして観たことがあるんだけど、そのときはジブリライブラリーとして発売されたってことだけで、ストーリーなどについて何の予備知識も無く観た。冒頭の緩い展開で、眠くなってしまってそのまま断念したことがある。
今回改めて観ると、あることに気付く。DSソフトのレイトン教授シリーズに美術デザインがそっくり!。というかそのまま。
まさかレイトン教授シリーズってシルヴァン・ショメがデザイン?とおもって調べたが、まったくノータッチ。レイトン教授の美術デザインは日本人だった。おそらくリスペクトというかオマージュというか、とても影響をうけているってことなんだけど、ここまでってアリ?
背景(とくに構造物のデザインや配色)とか、人物デザインとかそのままじゃん。レイトンにあってシルヴァン・ショメにないのは、かわいいキャラクターくらいかな。いくらなんでも、ここまでだとシルヴァン・ショメに適正なお金をお支払いしたほうがよろしいのではないかと。
先入観を持たずに観たほうがよいケースが多いかと思うが、本作については、ある程度あらすじは知ってからのほうがよいという、めずらしい作品。知らずに観始めると、おばあさんと孫のほんわかストーリーかと勘違いしてしまい、眠くなっちゃう。誘拐→犯罪組織への潜入→奪還という実はハードなストーリである。はじめから知っていたらおもしろくないのでは?と思うかもしれないが、本作はそういうことを楽しむものではない。“雰囲気”を味わうものだから。その雰囲気は、さっきから何度もいっているように、レイトン教授シリーズのよい部分。
今の日本のアニメの“かわいい”とか“クール”という美名に隠れた、味のない作品とは違い、旨みが盛りだくさん。“いい味”、これ一本勝負といってもいい。
レイトン教授をプレイして、あの雰囲気が好きになったかたは楽しめるでしょう。でも子供向けではないです。かわいげは皆無で、むしろ気持ち悪いくらい。
#オチの意味はよくわかりません。
出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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