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公開年:1998年
公開国:イギリス
時 間:108分
監 督:グレン・フィカーラ、ジョン・レクア
出 演:ニック・モラン、ジェイソン・ステイサム、ジェイソン・フレミング、デクスター・フレッチャー、スティング、スティーヴン・マッキントッシュ、ヴィニー・ジョーンズ、レニー・マクリーン、P・H・モリアーティ 他
受 賞:1998年/第52回英国アカデミー賞】観客賞
 【1999年/第8回MTVムービー・アワード】新人監督賞(ガイ・リッチー)
【1998年/第11回東京国際映画祭】最優秀監督賞(ガイ・リッチー)
コピー:悪を出しぬけ 疾走するイノセンスな完全犯罪


ロンドン、イーストエンドに暮らすエディは、ポーカーが得意。ある日、仲間のトム、ベーコン、ソープから金を集め、ポルノ王として町を牛耳るハチェット・ハリーを相手にカード賭博で一儲けしようと企む。しかし、ハリーの用心棒バリーの八百長にハマり、資金を失うどころか、逆に50万ポンドと巨額の借金をつくってしまう。返済の猶予は一週間。返済できなければ、エディの父親のパブが借金のカタに取り上げられてしまう。途方に暮れる4人だったが、偶然、エディの隣の部屋から強盗の計画としている声が聞こえてくる。隣に住んでいるのは麻薬の売人ドッグとブランクで、金持ちの若者たちが経営しているマリファナ工場を襲撃するとのこと。4人は、彼らが盗んできたマリファナを、横取りしようと考え、早速、ギリシア人のニックから2丁の散弾銃を調達する。しかし、その散弾銃は、ハリーがかねてから捜し求めていた骨董品で…というストーリー。

なんか、『スナッチ』の劣化版みたいだなー、なんて思ってたら、コレもガイ・リッチーだった(笑)。同じことしかできねーのか?と思ったが、『スナッチ』の前の作品で、長編映画デビュー作だった。

日本語に吹き替えても、ここまで台詞回しが面白いってのは、すごいかもしれない。監督よりも脚本家としての才能を感じる(「太った」のくだりとか、意味がいまいちわからないものもあるけど…)。『スナッチ』を知らなければ、手放しで愉しめたのは間違いなく、確かに本作を観たら、こりゃ期待の新星だ!と思ったことだろう。

この手の作品だと、時間を遡って説明することがありがちだけど、そういう部分が少なくて好感が持てる。大きくは、マリファナ強奪の流れと、銃の行方の話が軸となって話は進む。そこに、マリファナ工場、借金の取立屋、窃盗犯、バッタ物屋、麻薬の売人、ポルノ王…が、渦巻いていきながら、そして誰もいなくなった状態に。これだけ犯罪者サイドに並べておきながら、ごちゃごちゃせずに整然としたシナリオ。

息子に対して、クールというか、まったく愛情を示さない父親も、なんとも良い味を出している。

ちなみに、ロック、ストック、バレルっていう登場人物は出てこない。Lock, stock and barrelで“一切合財”っていう成句らしい。銃の部位の名前だとか。話のカギになる骨董品の銃のこととかけたんだね。
#『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』のイタズラする子供の名前もそれだったね。

観て損はない作品だと思う。
#ジェイソン・ステイサムが無双状態じゃなくて、普通の若者という設定はめずらしいかも。

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