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公開年:2009年
公開国:日本
時 間:99分
監 督:橋本昌和
出 演:大泉洋、堀北真希、水樹奈々、渡部篤郎、相武紗季 他
コピー:このナゾを解いた者には、永遠の命が贈られる。
ある日、レイトンのもとにかつての教え子で有名なオペラ歌手のジェニスからナゾトキ依頼の手紙が届く。そこには、行方不明だった友人ミリーナが7歳の少女になって現われ、“永遠の命を手に入れた”と言っていると書かれていた。さっそく調査に乗り出したレイトンは、ルークと助手のレミを伴い、オペラが上演される会場へとやって来るのだったが…。
ゲーム版“魔神の笛”直後のエピソードらしいけど、ゲームは3本目までしかやってない。でも、知らなくても全然大丈夫だった。
名探偵コナンやクレヨンしんちゃんの映画の惰性感には、もうウンザリなので、新たな大人の鑑賞にも耐えうる子供映画が待望されるわけだが、まさにレイトン教授はぴったり。なんとかシリーズ化してほしいので、ポケモンのようにマンネリ化は避けてほしいのだが、渡部篤郎にヤマちゃんが声優って、もうイヤな予感がする。
違和感のある3DCGを挟んでみたりとか、ある意味ゲームの雰囲気に忠実なんだけど(別に、書いても労力は変わらなそうだし、味も出そうなのに、なんでCGを挟むのかよくわからんけど)、とにかくゲームと同じ質感がキープできているのは評価できる。そりゃあゲーム内にもアニメは挿入されているので、厳密に言えば初めてのことじゃないんだけど。。
対して、ストーリー面では課題は多い。
・王国とやらに何なにがあるんだかさっぱりわからない(カリオストロよりもその存在価値がわからん)。
・大ロボットも以前にでてきたし、小さい飛行機で対応するのにも既視感が。すでにマンネリ化がはじまっているという頼りなさ。
・さりげなくグロいラインに向きがちなレイトン(実は、人造人間だったりとかね)。今回も人格コピーという冷静に考えるとちょっとエグいネタ。この線じゃないストーリーは考えられないものか。シリーズ化したいなら、オカルトテイストを弱めないとだめだと思う。
とにかく、違う脚本家を試すことはお薦めしたい。
#最後、金田一耕助シリーズみたいにするのかとおもったけどちがった。「しまった!」っていうのかと(笑)。
とりあえずゲームで満足した人なら充分楽しめる内容なのでお薦めするが、そうでない人は微妙だろう。本作を観てゲームもやってみたくなるような内容またはプロモーションにしたいところだったと思うが、それもいまいち。わたしなら、映画館でDSにダウンロードできるゲームをつくり、その内容は映画本編ではいまいち足りない謎解き要素を補完するように、映画のストーリのところどころで実はもっと出題されているのよ…的な内容に(ヘリコプターは、もうちょとアイテムをあつめてからじゃないとね)。
そして10ヶ月くらいたった後で、数量限定でソフト化すればよいのだ。メディアミックスの具合が中途半端なんだよね。ワタシならもっといいアイデア出せるよ。実にもったいない。
#やっぱりシルヴァン・ショメなんだよなぁ…(女の子の顔以外は…)。
出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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