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image1423.png公開年:2008年 
公開国:日本
時 間:102分
監 督:羽住英一郎
出 演:綾瀬はるか、青木崇高、仲村トオル、石田卓也、大後寿々花、福士誠治、光石研、田口浩正、市毛良枝、木村遼希、高橋賢人、橘義尋、本庄正季、恵隆一郎、吉原拓弥 他
受 賞:【2009年/第33回日本アカデミー賞】話題賞[俳優](綾瀬はるか)
【2009年/第52回ブルーリボン賞】主演女優賞(綾瀬はるか)
コピー:見せられるわけ、ないじゃん!?


1979年、北九州のとある中学校に若い国語教師の美香子が赴任してくる。早々に男子バレー部の顧問を任されるが、部員たちはボールすらまともに触ったことのないダメ部員。何とか彼らにやる気を出してもらおうと色々試みる美香子だったが、なぜか“試合に勝ったら、おっぱいを見せる”というとんでもない約束をさせられるハメに。ありえないと思いながらも、やる気になった彼らに水を差すこともできず、日々の練習を重ねていくのだったが…というストーリー。

まあ、そりゃあ情報不足なこの時代設定にしないと、この内容は成立しないわな。当時の九州の様子は良く判らないけど、町並みやら電車やら車やら、大道具さん小道具さんはよくがんばりましたな(CGもあるのかな)。
#九州訛りが一切登場しないのは、頭をよぎったけどね。
だけど、流れてる懐メロって1979年の物かな。もうちょっとばかしズレているような気がする(まあ、その年の曲しばりってわけじゃないんだろうからいいか)。ハマりそうなもんなんだけど、なんか場面としっくりきていなくて取って付けたような感じなのは何故だろうか。

プロモーションを見て劇場に足を運んだのは、綾瀬はるかの猛烈なファンと、本当におっぱい目当ての中学生男子と、そして意外と懐かし目当ての50代前後の人たち(三丁目の夕日とかそういう路線ね)。それ以外の人はピンと来なかっただろう。
ところが、多分駄作なんだろうな…と覚悟はしていたものの、悪い映画ではなかった。簡単な内容に見えて、案外バランスよくこのシナリオを成立させるのは難しかったと思うし、キャスティングからものすごく悩みぬいたような気がする。油断すると、単なるくだらないコメディやスポ根ものになってしまうし、新米教師の成長物語にばかりスポットを当てれば、それこそ“おっぱい”なんかどうでもよくなってしまう。
ただ、そのバランスを取ったせいなのか、肝心の5人の男の子達の個々のキャラが立っていないのが残念かもしれない。

いや、まとまりは良いかも…とはいったけれど、良作とは言ってない。正直、あまり感想とか文句とか湧いてこなかったのだ。毒のある映画はあんまり観たくないな…という時にはいいかも知れないけれど、多分これを観たからってあなたの人生になにか影響を与えるとは到底思えない。そのレベル。お薦めはしない。
#昨日の『映画は映画だ』と比べると、カメラや照明技術にステージが二段くらい差があるように感じてしまう。こんな作品で日本映画の危機を感じてしまうとは。もうちょっとカメラアングルとか照明とかなんとかならんかなぁ、日本映画。

 

負けるな日本。

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出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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