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公開国:アメリカ
時 間:93分
監 督:スティーヴン・ソダーバーグ
出 演:ジーナ・カラーノ、マイケル・ファスベンダー、ユアン・マクレガー、ビル・パクストン、チャニング・テイタム、マチュー・カソヴィッツ、マイケル・アンガラノ、アントニオ・バンデラス、マイケル・ダグラス、エディ・J・フェルナンデス 他
ノミネート:【2012年/第18回放送映画批評家協会賞】アクション映画女優賞(ジーナ・カラーノ)
スペイン、バルセロナ。民間軍事企業の経営者ケネスは、米国政府とスペイン政府関係者から、フリーの女性スパイ、マロリー・ケインを指名した人質救出作戦の依頼を受ける。依頼を受けたマロリーはバルセロナに入り、同業者のアーロンらと協力して仕事を完遂。救出したジャーナリストのジャンをスペイン側に引き渡す。マロリーがサンディエゴの自宅に戻ると、そこに何故かケネスが現れ、MI-6からの任務を受けるよう強要してくる。その依頼は、同業者のポールと新婚夫婦になりすまし、スチューダーというフランス人に接触するというもの。不審に感じながらも依頼を受けたマロリーは、任務を遂行しながら現地やポールの所持品を調査。すると、ホテルの一室にバルセロナのミッションで救出したジャンの死体を発見。その手にはマロリーのブローチが握られており、何者かがマロリーの犯行に偽装しようとしていた…というストーリー。
工作員が自分をハメた人物を探り出して復讐する…というシナリオが実にありきたりで、謎もシンプル。本当にソダーバーグの作品か?と疑いたくなる。
その反面、主人公マロリーを演じるで女優さんのアクションシーンが、観ているだけでアドレナリンが出まくりになるほど、素晴らしすぎる。
特に、廊下の壁などを利用した狭い場所でのアクションがすばらしい。体のキレと、打撃の重さが伝わってくるムーブで、本当に当ててるんじゃないか?と思うほど。三角締めや腕折りは本当に効いていそう。タイ映画のようなマンガ的な演技ではなく、リアルで泥臭い格闘を観せるってことに徹していて、好感が持てる。コマギレ編集も少なくて、動きをしっかり見ていただきましょうという姿勢。
10回に1回くらい「その動き必要か?」っていうムーブもあるが、まあ、そこはご愛嬌。ビルの階段を逃走するときに、傘を一本もって上がっていくのだが、わざわざずっと持っていたのに結局使わないという場面があったりして、ソダーバーグがそれほど入魂していないのがよくわかる(笑)。
とはいえ、主演女優のお顔がそれほど魅力的じゃない。もしかするとスタントやボディダブルのお仕事をしていた人だったりするのかな? なんて思って観ていたが、どうやら格闘家さんらしい。不美人というわけではないのだが、さすがに主役をはれるほどの花はない。
ユアン・マクレガーやらアントニオ・バンデラスなど主役級の俳優さんで固めているが、彼らもそれほど入魂している様子は感じられず、(実際はそんあことないと思うが手抜き感が滲む。もうちょっと、強烈な悪役がいれば、素人女優も際立ったと思うのだが。
結局、観ていてテンションがあがったのは、格闘シーンだけといってよい。カーアクションもガンアクションも迫力がない。気の抜けかけた炭酸水のような作品。
出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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