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公開国:アメリカ
時 間:88分
監 督:トミー・ウィルコラ
出 演:ジェレミー・レナー、ジェマ・アータートン、ファムケ・ヤンセン、ピヒラ・ヴィータラ、ピーター・ストーメア、デレク・ミアーズ、イングリッド・ボルゾ・ベルダル、ヨアンナ・クーリグ、トーマス・マン、ビョルン・スンクェスト、ライナー・ボック、ゾーイ・ベル、モニーク・ガンダートン 他
両親に捨てられ、森の奥深くの“お菓子の家”に迷い込んだヘンゼルとグレーテルは、そこに住む魔女に捕えられたが、すきを見て魔女をかまどに突き落とし、何とか生き延びる。それから15年。二人は有名な魔女ハンターとして賞金稼ぎの日々を送っていた。しかし、グレーテルは今でも悪夢にうなされ、ヘンゼルはかつてのお菓子漬けの生活で糖尿病になっており、苦しんでいた。そんなある日、アウグスブルグの町で数多くの子供たちが消える事件が発生。町の保安官は魔女とおぼしき人を火あぶりの刑にしていたが、一向に事態が収束する気配はない。そこで市長は、ヘンゼルとグレーテルを雇い、子供たちの捜索を依頼するのだったが…というストーリー。
本作は、日本での公開が予定されていたのに、中止になった作品。理由はなんなんだろ。観た限りでは思いつかない。残酷表現?別に、頭っから、子供向け作品って感じじゃないし、それが理由ってのは考えにくいね。『アベンジャーズ 』ではホークアイ、『ボーン・レガシー』では主役アーロン・クロスと、好調のジェレミー・レナー。悪役は贅沢にもファムケ・ヤンセンだよ。
いや、確かにホークアイは生身で地味だったし、簡単に乗っ取られてたよ。『ボーン・レガシー』は、ボーンシリーズとしてカウントしたくないようなデキだった。ん~、結局、彼じゃ、客は入らないっていう判断だったのかな。それよりも、むしろ子供の時に糖尿病に…っていう設定のほうが、ヤバいと考えたかもしれないね。
じゃあ、本作はつまらなかったか?いやいや、面白かった。あの童話の後日譚として、その後、魔女ハンターになってたなんて、なかなかハジケた設定。銃器やら蓄音機やら、時代設定なんか無視無視。いいんだよ、相手は魔女なんだし。もちろんジェレミー・レナーだもの、アクションもキレキレ。
魔女ハンターだけど、敵は魔女だけじゃなく、“魔女狩り”やってるクソ保安官たちも。正義の味方なのに、全方位的に敵だらけの状況。また、正義の味方だけど、望んでハンターをやってるわけでもない…っていうのも、良いキャラクターの味付けになっているし、さらに、ストーリーの謎解きの一つにも絡んでくる。アクション満載のバカっぽい作品のように見せて、なかなか考えているシナリオなんだよ、これが。
(以下、ネタバレ)
で、二人のお母さんは、彼らを捨てたんじゃなくて、実は魔女で…、という創作設定も面白い(お父さんは?という興味も沸いたが、そこは特になにもなし)。ヘンゼルとグレーテルのそれぞれに、恋人というか取り巻きというか異性とのエピソードもあり。魔女を守る怪物の設定もあり。
彼らのチーム構成はなかなかよい。RPG的な感じ。ヘンゼルのお相手の白魔女さんが、なかなかいいキャラで死なせてしまうのはもったいないような気がした。ドラクエでも攻撃系の魔法使いと、防御系の僧侶がいるでしょ。魔女が二人いても問題ないじゃん。
続編ができてもおかしくない作品だと思う。そのときは白魔女さんは復活させてほしいね。
これを公開しないとか、日本おかしいわ。続編が出来ても公開しないつもりかねぇ?
出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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