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公開国:アメリカ
時 間:104分
監 督:イアン・ソフトリー
出 演:ケイト・ハドソン、ジーナ・ローランズ、ジョン・ハート ベン、ピーター・サースガード、ジョイ・ブライアント 他
ルイジアナ州ニューオリンズ。看護師志望を目指しているキャロラインは、とある弁護士から住み込みの仕事を紹介してもらう。町外れにある豪邸に、老婦人のヴァイオレットと脳梗塞で全く身動き出来ない夫のベンが住んでおり、ベンの介護を手伝うというのがその仕事だ。ヴァイオレットはキャロラインのことを快く思っていなかったが、弁護士の強い推薦により仕事が決まる。住み込みが始まるが、ヴァイオレットが嫌いということで屋敷の中には鏡が一切なく、非常に生活が不便。また、至る所に魔除けのレンガ屑が敷いてあるなど、どこか異様な雰囲気だった。キャロラインは屋敷内すべての部屋を開けられる合鍵を与えられていたが、屋根裏に鍵の合わない部屋があることを発見する。ベンが脳梗塞で倒れたのが屋根裏部屋と聞かされていたこともあり、その部屋に興味を持ち鍵を壊して侵入。するとそこには、室内には不気味なものが並んでいた…というストーリー。
日本未公開作品。たしかに昨今のホラー作品のような派手な演出がないので、いささか退屈で凡庸な感じをを抱くことだろう。
身動きの取れないじいさんの介護を依頼されるが、そのじいさんは、キャロラインに何かを伝えようとしている。それどころか、身動きが取れないはずなのに、なぜか自力で窓を越えて、這ってでもこの屋敷から逃げ出そうとする。そんなことができるなら、どうにかして言いたいことを伝えるくらいできるんじゃないの?なんて思いながら観ていたわけだが…。
はじめから、すこし挙動もおかしいヴァイオレット。いかにも訳知り顔なので、じいさんが倒れた原因は知っていそうな様子。『ミザリー』みたいな感じ?でも、悪者なのかそうでないのか、なかなか微妙な雰囲気。魔術の知恵が付いたキャロラインが結界を張って、ヴァイオレットが入ってこれなくなったところをみると、やっぱり悪者なのかな?と思うのだが、実はそう見せておいて違うのかな?という余地も残しており、地味だけどしっかりと計算された演出ができていると思う。
登場人物が少ないので、展開の幅にも限界がある。ある意味、真っ向勝負のシナリオではある。
でもさすがに、助けを求めた弁護士が、ヴァイオレットの仲間か?!というところで、「ああ、結局、駄作かぁ…」とすっかり油断する。つまらない物に時間を使ってしまった…って思うくらいに、本当にすっかり侮ってしまうわけだが、突然落とし穴に落とされたように、この話の真相が襲ってくる(さすがにオチを言ってしまうとおもしろく無くなるので言わないが)
真相がわかったときの、脳内でギュルギュルーって音が鳴るような感じ。掃除機の電源コードを巻き取る時のような勢いで伏線回収される。ああ、はじめにキャロラインの体にタトゥーがあるかどうか聞いたのはこういうことか…、家族がいるかいないか聞いたのはこういうことか…、昔この屋敷で起こった出来事の話で、被害者の子供のセリフの意味はそういうことか…。
まあ、この作品は、四の五の言わず観ることをお薦めする。
『悪魔を憐れむ歌』とか、こういう系の作品は、基本的なアイデアは非常に面白いんだけど、最後までバレないように作り上げるのは難しいんだと思う。ヒントを与えて気付かれると後は興醒めだし、与えなさすぎれば観客を飽きさせちゃうし。本作はギリギリの線で持ちこたえた感じ。隠れた良作ってところ。
出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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