忍者ブログ
[1157]  [1156]  [1155]  [1154]  [1153]  [1152]  [1151]  [1150]  [1149]  [1148]  [1147
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

image1999.png公開年:2012年
公開国:アメリカ
時 間:98分
監 督:マックG
出 演:リース・ウィザースプーン、クリス・パイン、トム・ハーディ、ティル・シュヴァイガー、チェルシー・ハンドラー、アンジェラ・バセット、ジョン・ポール・ルタン、アビゲイル・スペンサー、ジェニー・スレイト 他
コピー:史上最大の“職権乱用”



CIAの凄腕コンビFDRとタックは、極秘任務でターゲットを逃走させてしまい、謹慎処分になってしまう。暇を持て余したタックは、別れた妻と息子に会いにいくがまったく相手にされない。付き合っている女性もいない自分の生活が無性に虚しく感じられた彼は、恋人紹介サイトに登録。そこで知り合ったローレンという女性とデートをすることになった。一方、FDRはレンタルビデオ店でナンパ中に励んでいた。一人でビデオを借りにくるような女性は寂しい状況に違いないという考えで、ある女性に声をかけたが、軽くあしらわれてしまう。しかし、自分になびかない女性にかえって夢中になってしまうFDR。しかし、その女性はローレンだった。ローレンは、突然言い寄ってきた二人の男性を選ぶことができず、二股をかけてしまう。そして、FDRとタックは、お互いの恋人が同一人物だと知ってしまい…というストーリー。

完全に女性向け作品、というかカップルで観にいくための作品なんだろう。私のために争わないで~と、女性は愉しく感じるのかもしれない。でも、絶対に男性には絶対ピンとこない。なぜなら、二股けられていると判った瞬間、男はヒくから。いや、実生活で一人の女性を取り合うという展開なら、わからないではないが、別の男性と付き合っていることを隠して付き合っているなんて確実にヒく。それがわかった時点で、元々知り合いの男同士が争うことなど、まずない。“紳士協定”の意味もわからん。

それでも張り合ってしまうのが理解できるほど、ローレンという女性は魅力的だろうか。元彼に未練タラタラだわ、人間不信だわ。映画に詳しいから好きになる? ナンパになびかなかったから? 説得力ない。もう、リース・ウィザースプーン演じるローレンが魅力的じゃない。この作品の敗因はこの一点に尽きる。
おまけに、どっちか選べないから、とりあえず二人をセックスしてみて、よかったほうにするとか言い始める。それを聞いて、男が発奮するとか、女性からしたら夢の展開なのかもしれないけど、男目線では、マジであり得ないから。
で、このまま“紳士協定”を維持して引っ張るのかを思ったら、あっさり一線を超えるし。なんだかわからんわ。

殺し屋がやってきたことを知らせにきて大喧嘩になるくだりが、最悪につまらない。お互いが知り合いだということがわかった瞬間、ローレンは「これは賭け? ゲーム?」とか突然すべを理解してしまうという、都合のいい展開。で、もう一方のマフィアの話が、あまり意味を為していない。ローレンはあっさり奪還。その後の銃撃戦&カーチェイスも常にFDRとタックが優位で、全然ハラハラしない。マックG監督にしては、カーアクションがショボいなぁ。

で、タックは元妻と寄りを戻すという究極のご都合主義展開。「はじめましてケイティよ」こんな、ダサいクソ台詞、めったにお目にかかれないよ。で、ラストのFDRの告白でわかるように、結局は下劣な品性の人間がつくった映画なんだわ。もうね、何が面白いと思って作ってるんだかまったくわからない。クスリでもキメて書いたシナリオじゃないかね。手放しで文句なしの駄作。

拍手[0回]

PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
プロフィール
HN:
クボタカユキ
性別:
男性
趣味:
映画(DVD)鑑賞・特撮フィギュア(食玩/ガシャポン)集め
自己紹介:
一日一シネマ。読んだら拍手ボタンを押してくだされ。
出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
リンク
カウンター
カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
ブログ内検索
最新コメント
[06/03 離脱ラバ]
[06/03 離脱ラバ]
[06/03 離脱ラバ]
[04/28 ETCマンツーマン英会話]
[10/07 絶太]
最新トラックバック
Copyright © 2009-2014 クボタカユキ All rights reserved.
忍者ブログ [PR]