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公開年:2009年
公開国:アメリカ
時 間:118分
監 督:スティーヴン・ソマーズ
出 演:チャニング・テイタム、レイチェル・ニコルズ、マーロン・ウェイアンズ、シエナ・ミラー、レイ・パーク、イ・ビョンホン、ジョセフ・ゴードン=レヴィット、アドウェール・アキノエ=アグバエ、クリストファー・エクルストン、サイード・タグマウイ、デニス・クエイド、ジョナサン・プライス、アーノルド・ヴォスルー 他
受 賞:【2009年/第30回ゴールデン・ラズベリー賞】ワースト助演女優賞(シエナ・ミラー)
コピー:この戦い、かなり刺激的。
NATOの開発した、あらゆる金属を粉砕する驚異の化学物質ナノマイトが悪の組織コブラと武器商人デストロに強奪される。化学兵器に転用されることを恐れるアメリカ政府は、訓練された強靱な肉体とハイパースーツなど最新装備を操る最強の国際機密部隊“G.I.ジョー”を送り込む。しかし、G.I.ジョーの若きメンバー・デュークとコブラのメンバー・バロネスとの因縁などが絡み合い、苛烈を極めた攻防に発展していく…というストーリー。
CGの質もアクションも充分だし、基本的なストーリーのアイデアも悪くは無い。それでも、ラジー賞の格好の餌食になってしまった本作。
イ・ビョンホン演じるヘンテコ忍者の設定とか、日本描写がヘンテコなのは、毎度のことなので、腹も立たない。しかし、コブラとデストロの構図がいまいち判りにくいとか、登場キャラクターが多すぎる上に、それぞれのバックボーンやエピソードや特徴が中途半端で感情移入しにくい。一切わくわくしない、こんなアクション映画はめずらしい。捨てるべきところを捨てずにとりあえず思いついたことは全部残してしまった感じ。
イ・ビョンホンは欧米人の中に混じっても、なかなかの存在感で、ハリウッドでも充分やっていけそうな感じなのだが、いかんせん一発目が本作とは、運が無い。
これだけ激しいアクションの連続なのに、観ている側をぽやーんとさせる、実に奇妙な映画。企画先行で、会議を重ねて設定もストーリーも配役も決めて、その結果を雇われ監督に作らせたって感じ。当初の企画はボヤけにボヤけ、“G.I.ジョー”である必要すら無くなってしまうという、笑い話にもならない状況。“G.I.ジョー”といえば「こち亀」にでてくるあのオモチャだけど、そのイメージの残滓すらない。
残念ながら、久々に時間の無駄だと思わせる映画。お薦めしない。
出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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