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公開年:2013年
公開国:アメリカ、ニュージーランド
時 間:161分
監 督:ピーター・ジャクソン
出 演:イアン・マッケラン、マーティン・フリーマン、リチャード・アーミティッジ、ベネディクト・カンバーバッチ、オーランド・ブルーム、エヴァンジェリン・リリー、リー・ペイス、ルーク・エヴァンス、スティーヴン・フライ、ケン・ストット、ジェームズ・ネスビット、ミカエル・パーシュブラント、シルヴェスター・マッコイ、エイダン・ターナー、ディーン・オゴーマン、グレアム・マクタヴィッシュ、アダム・ブラウン、ピーター・ハンブルトン、ジョン・カレン、マーク・ハドロウ、ジェド・ブロフィー、ウィリアム・キルシャー、スティーヴン・ハンター、ジョン・ベル、マヌー・ベネット、ローレンス・マコール、ピーター・ジャクソン 他
受 賞:【2014年/第23回MTVムービー・アワード】格闘シーン賞(オーランド・ブルーム&エヴァンジェリン・リリーvsオーク軍団)
コピー:邪悪な竜、目覚める。
邪悪なドラゴン、スマウグに王国エレボールを奪われたドワーフの王子トーリンは、王国奪還のために旅に出る。その旅に、灰色の魔術師ガンダルフに誘われて帯同している、ホビット族のビルボ。やがて、ガンダルフはもう一つの危機を感じ取り、闇の森の前で旅団を離脱。邪悪なネクロマンサー復活の噂を確認するためにドゥグルドゥアに向かうのだった。ガンダルフと別れたトーリン達はは闇の森で巨大クモの襲撃をうけ、捕食されそうになるが、ビルボが指輪を使ってクモを撃退。加えて森のエルフの王子レゴラスと闇の森の守備隊長タウリエルの援護によって難を逃れる。助かったものの、森のエルフはドワーフを毛嫌いしており、エルフの目を逃れたビルボの除き、一行は捕えられてしまう。特に、過去の因縁から恨みを忘れていないレゴラスの父であるスランドゥイルは、トーリンの望みを聞き入れることなく彼らを投獄してしまう。また、息子レゴラスがタウリエルに好意を寄せていることを知ったスランドゥイルは、身分の違いを理由にタウリエルを叱責。しかし、当のタウリエルはレゴラスに好意を持っておらず、獄中のドワーフの1人・キーリと種族を超えて意気投合し、互いに意識するようになる。その後、密かに侵入したビルボの助けにより一行は脱出に成功。しかし、エルフの里の外で待ち構えていたオークたちの襲撃にあってしまい、辛くも逃れるがキーリは毒矢を受けてしまい…というストーリー。
前回は旅に誘うだけで終わってたからなぁ。いい加減にせいよ!ってレベルの進度で、これはいかんでしょ!と思ったものだが、2作目は話がスイスイ進む。やっと動き始めたって感じ。
『LOTR』の時と同様に、別行動するガンダルフ。別行動の理由も、ドワーフたちが底抜けにバカではないので説明すれば理解できるのの、ちゃんと説明せいないガンダルフ。ヨーダ並みに“よく考えたら無能”キャラだわ。もう、ここまでくると、ガンダルフの方が説明する能力ないバカに見えてくる。
エルフ、歳取らず。オーランド・ブルーム演じるレゴラスは、そのまんま。エルフがくるのが、非常に良いタイミングで、さすがピーター・ジャクソンって感じ。タウリエルのくだりは、なんで、エゴラスがドワーフが嫌いなのか?っていう『LOTR』のキャラ設定の補足になってるのね。おもろい。
エルフの里脱出後の、川下りのシーンがおもしろいなぁ。ジョイポリスとかでアトラクションにしてくれないかなと思うくらいおもしろい。おもしろすぎて、観てるうちに、旅の目的な何だったかすっかりわからなくなる。そのくせ、旅の目的とは無関係な部分で、必ず感情が動くようなエピソードが挟まれるのも優秀。
『LOTR』に出てるキャラは、死なないことが確定なので、ハラハラ感が削がれることは、難点ではある。しかし、(特にレゴラスだが)死ぬか死なないかのハラハラではなく、目的を果たせるかハラハラ、果たせなくてイライラっていう部分に焦点を当てる演出になっているのもウマい。
設定的には“邪悪なドラゴン”という扱いなのだが、ドワーフ=強欲という観点が加わり、実際にトーリンがクソ野郎なんじゃないかという描写も散見されるせいで、何か、スマウグの言っていることが正論で彼こそ気高い存在のような気がしてきた。
で、竜の鱗が一枚取れているとか、前の戦いで弓の達人バルドご先祖様がやらかしたエピソードとか、散々伏線を張っておきながら、未回収のままスゴイところで“続く”となる(前回もそうだったけど)。
まあ、たしかに続きを観たいいう枯渇感は涵養される。でも、小エピソードのひとつくらい、本作内で終わらせてもよさそうなもんだよね。
出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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