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公開年:2010年
公開国:アメリカ
時 間:124分
監 督:ジョン・ファヴロー
出 演:ロバート・ダウニー・Jr、グウィネス・パルトロー、ドン・チードル、スカーレット・ヨハンソン、サム・ロックウェル、ミッキー・ローク、サミュエル・L・ジャクソン、クラーク・グレッグ、ジョン・スラッテリー、ジョン・ファヴロー、ケイト・マーラ、レスリー・ビブ、ギャリー・シャンドリング、フィリップ・バージェロン、ティム・ギニー、エリック・L・ヘイニー、ヘレナ・マットソン、スタン・リー 他
コピー:ヒーローになった男、トニー・スターク。次なる試練。
アイアンマンであることを自ら公表したトニー・スターク。無敵のパワード・スーツは世界に新たな軍事的均衡をもたらしたが、彼の身勝手さ故に国防問題となり、パワード・スーツの提出を命じられてしまう。さらに、トニーに恨みを持つ男が、パワード・スーツ“ウィップラッシュ”を自ら開発しトニーの前へ姿を現わしたことで、アイアンマンが絶対無敵ではないことが明らかになってしまい、トニー・スタークの立場はますます悪くなる。しかし、一番の問題はそれではなく、アイアンマンへの改造が、彼の体を徐々に蝕みはじめており…というストーリー。
所詮マンガだといってしまえばそれまでで、深いストーリー構成やら裏に隠れた意味やら、映画にいろいろ求める人ははじめから本作は観なければよろしい。大体にして『2』なのだから。
自由奔放な主人公が、いかにして難局をひょうひょうと乗り切るか…という流れを主軸にして、あとは目が飽きないようなデザインとアクション。そして、判りやすいピンチ。ちょっとした恋愛と謎のキャラクター。いかにノリを壊さないか、そういう観点でいうと非常に優れている作品。
そのなんとなくの代表ポイントが、新元素の生成。自分の部屋に加速器を作って、パラジウムに変わる新元素を“生成”してしまうという、普通に考えれば突拍子もないにもほどがあるネタ。新元素ってことは117もしくは119番以上の元素で、かつ崩壊せずにパラジウムに似た振る舞いをする巨大な元素があるということなのだが(父のヒントの画面の元素表現CGの意味がさっぱりわからなくて、いったい何番の元素なんだか数える気にもならなかったんだけど(笑))。
#その後、パラジウムがらみで日本人がノーベル化学賞をとっちゃったわけで、ある意味、何かもってる映画だといえなくもないのかな(冗談)。
いやいや、アイアンマンのエネルギー源がどうのこうのより、そんなRの小さい加速器で元素を生成できるんなら、レアメタルやら貴金属を好きなだけ効率よく作れるわけで、あなた、そっちの機材のほうが世界がひっくり返るでしょ…って(笑)。そこまでやってしまったら、くだらなすぎちゃって、細かいことなんかどうでもよくなる。すでに、私にとってはドラえもんと同じレベルである。
それにしてもアイアンマンのデザインは秀逸。日本流のかっこよさとは次元が異なるというか、日本の特撮ヒーローとは立っている地平が違うというか。日本のヒーローキャラというのは、祭祀の装束みたいな感じだが、アメリカの場合は機能美というものが強く出る。昔のマッキントッシュみたいなイメージがあり、非常に興味深い。
スカーレット・ヨハンソンをキャスティングしたのも正解でだろう。グウィネスにしてもスカーレット・ヨハンソンにしても、基本はぽやーんとしたキャラなのに、そこそこ激しい演技やアクションをしてくれるという、ある意味ツンデレ的な魅力を充分に発揮してくれて、実にいい感じである。そのスカーレット・ヨハンソンもサミュエル・L・ジャクソンと同一の謎組織の一員であり、まちがいなく『3』に登場するだろう。
その『3』への繋ぎとしては、充分すぎる出来映えで、そういう意味では、余裕の及第点超えである。前作がOKだった人はもちろん観るだろうが、それほどでもなかった人も、それなりのストレス発散にはなるだろう。私は『3』も観る。劇場でではないけどね!(笑)
出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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