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公開年:2008年
公開国:日本
時 間:120分
監 督:田中誠
出 演:夏帆、ゴリ、薬師丸ひろ子、石黒英雄、徳永えり、亜希子、岩田さゆり、ともさかりえ、間寛平、The Gospellers 他
コピー:“合唱”って、スゴイ!きっとあなたも歌いだす、感動のハーモニー!!
日本中が、スタンディングオベーション!!
北海道、七浜高校合唱部の荻野かすみは、自分の歌声とルックスに自信満々。さらに、好意を寄せる生徒会長から写真のモデルを頼まれ有頂天になっていたが、歌っている顔が産卵中のシャケのようだといわれ、歌うことが怖くなり退部を決意する。ラストステージのつもりで参加した夏祭りの合唱祭でも、まったく歌う気がおきないかすみだったが、合唱祭に参加していたヤンキーの権藤率いる湯の川学院の合唱隊の歌声を聴いて、心が動かされ…というストーリー。
北海道までわざわざ合唱の予選にいくなんてお金があるなぁ…って思っていたら、北海道が舞台だった。わざわざ自分が参加する予選のことを“北海道予選”なんていわないでしょ。説明的なセリフにもほどがある。それに、まったく北海道の町並みでも風景でもないし、校舎の感じも北海道っぽくないし。あんな港や砂浜はないしね…。
#訛りが一切無いのは大目に見るとして(浜言葉は理解できまへんから)。
それに七浜高校に湯の川学院?個人的なことだが、親が函館出身なもので、ピンときてしまったよ。おそらく函館が舞台だね。でも、一切劇中でそれは触れずじまい…というか、やっぱり、函館じゃないんだよね。これ、まったく北海道でロケしてないんじゃないかな?薬師丸ひろ子が街中で歌うところは、もしかして旭川近辺?って思えなくも無いけど、おそらく違うね。スケジュールとか予算の都合で、北海道にロケができない事情は判って上げたいんだけど、もうちょっと北海道っぽい雰囲気をつくる努力をなさってはいかがなものか。人によっては不快に思うのでは?
で、不満なのは北海道らしくない点と、シャケのCGくらい。別にシャケの件はあっさりと片付けてよかったんじゃないかな。それ以外は、非常によろしい。とにかく歌うことの楽しさは充分に伝わってきて、ラストは楽しくってニヤニヤしながら観てしまった。電車の中で観ていたから、変な目で見られてしまったよ。まあ、根本のシナリオのデキはいいってことだよね。
意外にゴリがいい仕事している。アクションがびっくりするほど素晴らしいし、実際の歌声はわからないけれど、歌うシーンのそれっぽさはかなり良いデキ。本作のMVPだろう。ただ、夏祭りのパフォーマンスより、肝心の北海道予選でのデキが落ちるというのは、いかがなものかな…とは思う(まあ、本当の合唱コンクールでは、素人にわかりやすいハーモニーよりも堅実なテクニックのほうが好まれるのは事実なので、そういう意味ではリアルなのかもしれないけど)。
DVDジャケットなどちょっとチョケた感じで、避ける人いるかもしれないけれど、なかなかの秀作なので、お薦めする。
#本作の夏帆は、かなりかわいいのだが、その後のTVドラマやCMに出ている彼女はそれほどでもないような。早々に劣化が始まっているのか?早すぎじゃないか。
出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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