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公開年:2006年
公開国:アメリカ
時 間:131分
監 督:ミック・ギャリス
出 演:トム・スケリット、スティーブン・ウェバー、アナベス・ギッシュ、ロン・パールマン、シェーン・ハボーチャ、ヘンリー・トーマス、ケリー・オーヴァートン、マット・フルーワー 他
ドライブ中の夫婦が保安官に呼び止められ、トランクから見つかったマリファナを理由に連行される。しかし、連れて行かれたデスペレーションという名の街は荒れ放題で、そこかしこに死体がころがっている状態。夫は突然、保安官に射殺され、妻はそのまま留置所へ。留置所にはすでに数人が捕らえられていた。理由は不明だが、保安官コリーは殺人や拉致監禁を日常的に繰り広げているらしい。捉えれた人たちは、そのうりの一人デヴィッド少年の機転によって脱出するのだが…というストーリー。
テレビムービーのようで、「あぁ、ここでCMにいったんだろうな」っていう区切りがはっきりわかる編集。
スティーブン・キング原作で映像化された作品は数あれど、2つの法則があると思っている(あくまで自論)。
【ルール1】
目に見えない邪悪な何かが人間に乗り移って悪さをして人を襲うので、数人が協力して対峙する…というパターンがある。TV版の『シャニング』とか『IT』なんかがそれだ。このキングの邪悪神ストーリーが、映像化されておもしろかったためしがない。
【ルール2】
キング自信が自分の作品の映像化にあたってスタッフに加わった作品が、おもしろかったためしもない。本作では製作総指揮に名を連ねている。
よって、この二大ルールに完全合致する本作は、おもしろくないに違いない…と予測はしていたのだが、見事的中である。
冒頭の夫婦を捕らえるくだりからして、回りくどいというか、くるぞくるぞ感を妙に煽ろうとして鬱陶しい(一回観るのを中断したくらい)。まだ“邪悪なもの”かどうかわからない段階では、まだ愉しめなくもなかったのだが(もしかすると鉱山から出てきた放射性物質による障害の影響という展開も無くは無いからね)、確定してしまうと、「それを出しちゃったら何でもアリだもんなぁ…」って感じで途端に興醒めしてしまう。せめて、その後は、次々と乗り移って、どんどん追い詰めていくおもしろさを見せてくれればよかったのだが、結局、保安官の後は女性1名とカラスに乗り移るだけ。
やはり、このスティーブン・キングの2大ルールは健在だな。今後もこれで判断することにする。もちろんお薦めしない。このレベルで131分もあるのも、また信じられないし。
#原作は読んでいないんだけど、映像化されるくらいなので、もしかするとおもしろいのかもしれないよ。
負けるな日本
出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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