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image0490.png公開年:2004年 
公開国:フランス
時 間:97分  
監 督:クリストフ・バラティエ
出 演:ジェラール・ジュニョー、フランソワ ベルレアン、ジャン=バティスト・モニエ、ジャック・ペラン、マリー・ブネル、マリー・ビュネル 他
受 賞:【2004年/第17回ヨーロッパ映画賞】音楽賞(ブリュノ・クーレ)
【2004年/第30回セザール賞】音楽賞(ブリュノ・クーレ)、音響賞(Nicolas Cantin、Nicolas Naegelen、Daniel Sobrino)
コピー:涙がこぼれそうなとき、歌があった。

戦後間もないフランスを舞台に、問題児たちが集まる寄宿舎に赴任してきた音楽教師と子どもたちとの合唱を通じた心温まる交流を描いたストーリー。

私の勝手なイメージ以外のなにものでもないのだが、DVDのパッケージを見て、合唱団で繰り広げられる少年たちの成長物語的なものを想像していた。違った。これは、久々にいい拾い物(まったく期待していなかっただけに)。名作であった。
よく、つまらない映画で、短いのに長~く感じる作品があるけど、本作は真逆。時間は短いのに、すごく長く観ていた気がする。みっちりといいエッセンスが詰まっていたってことかな。

私は『陽のあたる教室』が好きなのだが、戦後すぎくらいを舞台にした『陽のあたる教室』という感じかも。
まず、子供の歌声には感動する。舞台はちょっとせつないくらいハードなんだけど(戦争直後だしね)、先生の真摯な態度にも心打たれる。こういう先生だったらよかったなと思うくらい。所々で、先生に感情移入しそうになるんだけど、自分だったら殴ったり怒ったりしそうになるところで、彼は抑えるので、なんか「あ…」って感じになって、すーっと血の気が引く。それは悪い意味じゃなくって、ちょっと自分が忘れかけていた我慢強さとか、人に対する接し方とかに気付かせてくれているのかもしれない。

ラストは、けっこう賛否があるようだが、なかなか清清しくて私は好きである。世のお父さんお母さんは観てください。私は強くお薦めしますよ。

#中2の年末の道徳の時間に見て欲しい作品ですな。

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出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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