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公開年:1965年
公開国:アメリカ
時 間:103分
監 督:ノーマン・ジュイソン
出 演:スティーヴ・マックィーン、アン=マーグレット、カール・マルデン、エドワード・G・ロビンソン、チューズデイ・ウェルド、ジョーン・ブロンデル、ジェフ・コーリイ、リップ・トーン、ジャック・ウェストン、キャブ・キャロウェイ 他
コピー:…マックィーンからにじみ出る男の悲しみ---ジューイソンが演出する非情の世界! レイ・チャールズが歌う雨のニューオリンズ
放浪の一匹狼が挑んだ最期の大勝負! ゴールデン・トリオの魅力を結集した最高の娯楽巨編!
ニューオリンズでスタッド・ポーカーの腕前で名が知れているシンシナティ・キッド。地元では敵無しで、近隣の街に遠征しても敗け知らずで、小さな勝負に飽きがきていた。そんな中、30年以上ポーカーの名人として君臨しているランシーがニューオリンズにやってくる。キッドは、かねてからランシーと手合わせしたいと考えていた。地元の有力者シューターに頼み込んで、対決をお膳立てしてもらうキッド。一方、キッドの恋人クリスチャンは、かねてから安定した暮らしをすることを望んでいたが、キッドはそれに応えることができない。二人の間がギクシャクしたまま、一大勝負の日は近づき…というストーリー。
『ラウンダーズ』と同様のポーカーにどっぷりつかった男のお話。若いギャンブラーがチャンピオンとの対決を夢見る展開も同じだし、安定を求める彼女とうまくいかなくなる展開も一緒。
しかし、『ラウンダーズ』ほど、ストーリーに起伏はない。シンシナティ・キッドのいる街に名人が来たから、このチャンスに何とか手合わせしたい。いや、勝ちたい。ツテをつかってお願いしたら、セッティングできた。大勝負をするとなると、胡散臭い奴らが寄ってきてすったもんだがありーので、いざ勝負。これだけで、奇を衒ったエピソードはない。大体にして、私はポーカーをよく知らない。それなのに、何故か見ごたえがあるのが不思議なのだ。
キッドのこれまでのバックボーンすら語られない。『ペイルライダー』でもそうだったが、“語らず”の美学が成立しているように思える。今の作品で、主人公の背景を語らずに我慢できる監督がどれだけいるだろう。そして、それを成立させる要素として、スティーヴ・マックィーンが見ていて飽きない役者だという点が大きい。
終わり方は、アメリカン・ニューシネマ的。普通なら、挫折⇒復活という流れを描くがそれすらない。滅びの美学というか、耽美というか。じゃあ、これ以外にどういうオチがあり得るか?実に、決着の付け方が難しいシナリオだと思う。ランシーがハッタリで勝つという展開も考えるところだが、それだと強気が売りのキッドが、怖気付いておしまいという、救いようのないラストになってしまっただろう。かといって、勝ってしまってもおもしろくない。
私が脚本家だったらこんな感じにする。キッドは色んな人に貸しがあるので、この勝負を観戦していたその人たちが、キッドに金を支払いはじめる(期日前だけど)。その金と、ギャンブラーたちの思いを集めて、もう一度勝負を挑む。挑むところでおしまい。こんな感じかな。
出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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