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公開年:2010年
公開国:アメリカ
時 間:112分
監 督:デレク・シアンフランス
出 演:ライアン・ゴズリング、ミシェル・ウィリアムズ、フェイス・ワディッカ、マイク・ヴォーゲル、ジョン・ドーマン 他
ノミネート:【2010年/第83回アカデミー賞】主演女優賞(ミシェル・ウィリアムズ)
【2010年/第68回ゴールデン・グローブ】男優賞[ドラマ](ライアン・ゴズリング)、女優賞[ドラマ](ミシェル・ウィリアムズ)
【2010年/第26回インディペンデント・スピリット賞】主演女優賞(ミシェル・ウィリアムズ)
【2010年/第16回放送映画批評家協会賞】主演男優賞(ライアン・ゴズリング)、主演女優賞(ミシェル・ウィリアムズ)
コピー:愛を知る誰もが経験のある、しかし誰も観たことのないラブストーリー
結婚7年目のディーンとシンディは、かわいい娘との三人暮らし。かつては愛し合っていたが、今、二人の間の溝は深まるばかり。シンディは病院で忙しく働いていたが、ディーンが酒ばかり呑み仕事に就こうとしないことに嫌気がさしていた。しかし、ディーンのほうは、家族が一緒に暮らしていけさえすればいいと思っており、彼女がなぜ働くことを求め続けるのが理解できない。そんな不和を解消するために、ディーンは夫婦で旅をすることを提案するのだが…というストーリー。
演者の方々には、誰一人として何の不満もない。しかしこの映画が観客に何を伝えたかったのか。私にはよくわからない。
幸せそうに見えるけれど、ちょっとギクシャクする夫婦。まあ、どこの夫婦でもそんなもんだろうが、この夫婦には、単なる不和とは違うそれ以上の何かギクシャクした雰囲気が漂う。仲が悪そうな二人なんだけど、二人とも老人にはやさしかったりして、良い面はよく似ている。それなのに、何故険悪なのか…その理由は、追々わかるんだけど、その微妙な雰囲気を出せているだけで、役者の人たちはスゴイと褒めておこう。
この二人の出会い(過去)と別れに向かう様子(今)とを交互に見せながらストーリーは進むんだけど、今の話なのか昔の話なのかが、地味に判断しにくい。夫ディーンの髪の量で判断できるけど(笑)、あとは話の文脈とか、険悪な雰囲気だけで判断するしかなくて。実は、画調を変えているらしいんだけど、ちょっと区別つかない。もっと明確に違いを出したほうがよかったな。
(以下、ネタバレ)
店で偶然男に出会った後の車でのいざこざと、彼女の昔の行動が出てきたところで、もう、娘がディーンとシンディの子じゃないってのが、わからない観客はいないだろう。さて、それを踏まえてどういう展開になるか…が映画の見せ所なのだ。し・か・し…、なんと、特に目をみはるような展開はない。過去の回想では、他人の子だということがわかっていながら結婚に踏み切る。しかし、現在では別れを迎える。ただ。それだけ。本当に、それ以外、何もないの。
男は懐の深いとこを見せつつ好きな女をモノにする。女は都合の悪いことを色々背負ってくれる男を手入れる。そういう打算が重なり合って愛という美名を装って結婚する気色悪さ。破綻することなんか明々白々だし、ストーリー構成的にも別れるのは見え見えなのに、それをダラダラと見せられる苦痛。結局何が言いたかったのか。若気の至りを戒めているのか? 怠惰や姦淫は罪ですよ…とでも言いたいのか?もしかして、この放り出されたような余韻を愉しめというのか?
ラストに“BLUE VALENTINE”どーんと画面に出されても、「お、おぅ………」状態。自分の経験とオーバーラップして、「わかる、わかるわ~」とかになる人じゃないと愉しめないのかもしれないな。私の趣味には合わなかった、そういうことだと思う。
負けるな日本
公開国:アメリカ
時 間:112分
監 督:デレク・シアンフランス
出 演:ライアン・ゴズリング、ミシェル・ウィリアムズ、フェイス・ワディッカ、マイク・ヴォーゲル、ジョン・ドーマン 他
ノミネート:【2010年/第83回アカデミー賞】主演女優賞(ミシェル・ウィリアムズ)
【2010年/第68回ゴールデン・グローブ】男優賞[ドラマ](ライアン・ゴズリング)、女優賞[ドラマ](ミシェル・ウィリアムズ)
【2010年/第26回インディペンデント・スピリット賞】主演女優賞(ミシェル・ウィリアムズ)
【2010年/第16回放送映画批評家協会賞】主演男優賞(ライアン・ゴズリング)、主演女優賞(ミシェル・ウィリアムズ)
コピー:愛を知る誰もが経験のある、しかし誰も観たことのないラブストーリー
結婚7年目のディーンとシンディは、かわいい娘との三人暮らし。かつては愛し合っていたが、今、二人の間の溝は深まるばかり。シンディは病院で忙しく働いていたが、ディーンが酒ばかり呑み仕事に就こうとしないことに嫌気がさしていた。しかし、ディーンのほうは、家族が一緒に暮らしていけさえすればいいと思っており、彼女がなぜ働くことを求め続けるのが理解できない。そんな不和を解消するために、ディーンは夫婦で旅をすることを提案するのだが…というストーリー。
演者の方々には、誰一人として何の不満もない。しかしこの映画が観客に何を伝えたかったのか。私にはよくわからない。
幸せそうに見えるけれど、ちょっとギクシャクする夫婦。まあ、どこの夫婦でもそんなもんだろうが、この夫婦には、単なる不和とは違うそれ以上の何かギクシャクした雰囲気が漂う。仲が悪そうな二人なんだけど、二人とも老人にはやさしかったりして、良い面はよく似ている。それなのに、何故険悪なのか…その理由は、追々わかるんだけど、その微妙な雰囲気を出せているだけで、役者の人たちはスゴイと褒めておこう。
この二人の出会い(過去)と別れに向かう様子(今)とを交互に見せながらストーリーは進むんだけど、今の話なのか昔の話なのかが、地味に判断しにくい。夫ディーンの髪の量で判断できるけど(笑)、あとは話の文脈とか、険悪な雰囲気だけで判断するしかなくて。実は、画調を変えているらしいんだけど、ちょっと区別つかない。もっと明確に違いを出したほうがよかったな。
(以下、ネタバレ)
店で偶然男に出会った後の車でのいざこざと、彼女の昔の行動が出てきたところで、もう、娘がディーンとシンディの子じゃないってのが、わからない観客はいないだろう。さて、それを踏まえてどういう展開になるか…が映画の見せ所なのだ。し・か・し…、なんと、特に目をみはるような展開はない。過去の回想では、他人の子だということがわかっていながら結婚に踏み切る。しかし、現在では別れを迎える。ただ。それだけ。本当に、それ以外、何もないの。
男は懐の深いとこを見せつつ好きな女をモノにする。女は都合の悪いことを色々背負ってくれる男を手入れる。そういう打算が重なり合って愛という美名を装って結婚する気色悪さ。破綻することなんか明々白々だし、ストーリー構成的にも別れるのは見え見えなのに、それをダラダラと見せられる苦痛。結局何が言いたかったのか。若気の至りを戒めているのか? 怠惰や姦淫は罪ですよ…とでも言いたいのか?もしかして、この放り出されたような余韻を愉しめというのか?
ラストに“BLUE VALENTINE”どーんと画面に出されても、「お、おぅ………」状態。自分の経験とオーバーラップして、「わかる、わかるわ~」とかになる人じゃないと愉しめないのかもしれないな。私の趣味には合わなかった、そういうことだと思う。
負けるな日本
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クボタカユキ
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男性
趣味:
映画(DVD)鑑賞・特撮フィギュア(食玩/ガシャポン)集め
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一日一シネマ。読んだら拍手ボタンを押してくだされ。
出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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