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公開年:2003年
公開国:アメリカ
時 間:92分
出 演:エディ・マーフィ、ジェフ・ガーリン、スティーヴ・ザーン、レジーナ・キング、アンジェリカ・ヒューストン、ケヴィン・ニーロン、ジョナサン・カッツ、シオバン・ファロン・ホーガン、リサ・エデルスタイン、レイシー・シャベール、ヘイリー・ジョンソン、アーサー・ヤング、マックス・バークホルダー、ジミー・ベネット、カーマニ・グリフィン、シーザー・フローレス、フェリックス・アキル、エル・ファニング、シェーン・バウメル、レイラ・アルシーリ 他
コピー:たったひとつだけの宝物を見つけた…
広告会社の敏腕社員チャーリーは、同僚のフィルと一緒に子供向け野菜シリアルの販促キャンペーンを展開したが大失敗。2人は揃って会社をクビになる。次の仕事はすぐ見つかると思っていたが不況のため声はかからず、次第に家計が逼迫。仕方なく子供をエリート保育園から退園させ、代わりの安価な保育園を探すが怪しい所ばかり。そこでチャーリーは自宅で保育園を開くことを思いつくが…というストーリー。
凡庸なアイディアだが、ほのぼのとした雰囲気やギャグが心地好かった。家族向けのストライクゾーンで健全極まりない。フラッシュやグリンゴン語とかの小ネタも冴えている。
エディ・マーフィー作品はハズレも多いが、本作は良作の部類。『ドクター・ドリトル』の系譜である。
原題は“DADDY DAY CARE”。いまでこそデイケアという言葉は一般的になったが、当時はそれほどでも。よって邦題を付けたのは自然な流れだけど、『チャーリーと14人のキッズ』というのが内容とマッチしているかは疑問だし、宣伝的にもインパクトのあったとも思えない。昭和的だが“エディー・マーフィーのパパの保育園”という直球でもよかったと思う。
しかし、良作コメディなのだが、『ホーム・アローン』に及ばない。その原因のひとつは、カタキ役のキャラや行動が極端に弱すぎるから。主人公達の困窮っぷりも、コメディならばもっとやりすぎくらいにヘコんでもよさそうなものだが、まあまあ常識的なピンチしかおとずれない。最後のスパイス一振りが足りない演出が、非常に残念である。
GWにお子様と一緒に昼下がりの映画鑑賞で、飽きたら寝ちゃえばいいじゃん…くらいのノリで観るのに向いている。軽くお薦めの良作。
出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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