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公開国:アメリカ
時 間:94分
監 督:ゲイリー・J・タニクリフ
出 演:ギルバート・ゴットフリード、チェヴィー・チェイス、クロエ・グレース・モレッツ、クリストファー・ロイド、ケイティ・セイガル、ウォーレス・ショーン、コリン・フォード、ジェームズ・アール・ジョーンズ 他
学校での成績が芳しくなく落第の危機にあるジャック少年。父親がヒーローになると出ていったきり戻ってこないため、そのことで校長にまで馬鹿にされることうんざりしており、いつか自分はヒーローになると強く誓っていたが、まったくもって空回り。ヒーローとは自己犠牲的な行いをすることであると聞いたジャックは、自分が大事にしている高価なゲーム機を三粒の豆と交換してしまう。帰宅すると仕事に出ているはずの母親がおり、クビになったと告げる。母は、生活が苦しいのであのゲーム機を売って、当面の生活費にしようとジャックにお願いするが、さっき売ってしまったばかり。自分の馬鹿さ加減にあきれたジャックは、豆を外に投げ捨てて、眠ってしまう。夜になると、豆は発芽し雲の上まで伸びる。そして豆の一粒をたべたガチョウのグレイソンは半人の姿に。二人はヒーローになるため、豆の木を登り始める。雲の上に到達すると、嘆いている老人を発見。聞けば娘のデスティニーが巨人にさらわれただけでなく、歌うハープまで奪われてしまったとのこと。ジャックはデスティニー救出のため、意気揚々と巨人の住処へ向かったが…というストーリー。
お気付きだとは思うが『ジャックと天空の巨人』(2013)と間違えたわけですわ。そりゃ間違えるでしょ。同じタイトルなんだから。
あらゆる場面が全部、板の間の上でやってるコントみたいな感じ。世界の奥行きや不自然な感じが溢れるのはそのせい。巨人のメイクの粗さは、わざとなのか本気でやってそれなのか。とにかく、TVムービーのレベルですわ。なんでこんなレベルの作品にクロエたんがでてるのか。
彼女がが出てこないところは、観るのも苦痛なシーンばかり。しかし、なんだか本作のクロエは、デヴィ婦人みたいなかんじで、いまいち可愛くないときている。可愛く撮ろうと思えばどうにでもなると思うのだが、これは監督の能力が低いだけだろう。
もう、根本的に話がつまらない…というか変。あの店屋のおやじがクロエ演じるジリアンの親父だとして、なんで、ジャックにいかせなければいけないのか。自分を助けてくれた勇者の息子だからといいたいのだろうだが、なんでその息子なら助けられると思ったのか。意味不明。別にジャックじゃないと豆を発芽させられないわけでもなかろうし、自分で娘を救いにいけばいいんだ。なんだっつーねん。
地面で繰り広げられている、ポンコツコントが輪をかけてつまらない。童話の主人公学校みたいな設定もクソつまらない。
親父のせいで村中から馬鹿にされている設定がかなり不快だし、最後にキチンと勇者的な仕事はした!と名誉回復こそするが、結局死んでいるわけで、救いが全然ない。
竪琴のじいさんの孫を救うことが目的だったのが、途中で監督が忘れてしまったのか、最後にチロっと出てくる。証拠の竪琴が消えてしまった!というから、じいさんとところにおいてきたのかと思ったが、そこのシーンでは見えないような…。どこいったんじゃ。
もうね、色々ヒドいす。子供もマトモに観ていられないレベル。
出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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