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公開年:2009年
公開国:スウェーデン、デンマーク、ドイツ
時 間:130分
監 督:ダニエル・アルフレッドソン
出 演:ミカエル・ニクヴィスト、ノオミ・ラパス、アニカ・ハリン、ペール・オスカルソン、レナ・エンドレ、ペーター・アンデション、ヤコブ・エリクソン、ソフィア・レダルプ、ヤスミン・ガルビ、ヨハン・キレン、ターニャ・ロレンツォン、パオロ・ロベルト、ミカエル・スプレイツ、ミカリス・コウトソグイアナキス、アンデシュ・アルボム・ローゼンダール、トマス・リンドブラード、ペーレ・ボランデル、ハンス・クリスティアン・トゥーリン、イェニー・シルフヴェルヘルム、ラルフ・カールソン、オーラ・ヴァールストレム、ニクラス・ユールストレム、マグヌス・クレッペル、ダニエル・グスタフソン、ドナルド・ホグベリ、テイラ・ブラッド、ゲオルギー・ステイコフ 他
鼻ピアスに全身タトゥーの女性ハッカー・リスベットの協力でヴァンゲル家事件を解決し、「ミレニアム」編集部への復帰を果たしたジャーナリストのミカエル。しかし、その事件の後、リスベットとは連絡途絶のまま1年が経過していた。そんな時、売春組織の取材をしていた記者2人が殺害される事件が発生。現場にリスベットの指紋が付いた銃があったことから、彼女は殺人犯として指名手配に。警察の捜査を網をくぐりながら犯人を捜すリスベットと、彼女の無実を信じ独自に調査をするミカエル。やがて“ザラ”という人物が浮かび上がり…というストーリー。
1作目のデキがよろしかったので、ものスゴく期待していたのだが、観始めると違和感が。霧がかかってとてもいい雰囲気の森だったので、もう一度訪れてみると、その霧はすっかり晴れてしまって、ただ森になってしまった…そんな感じ。キャストも舞台も一切変更がないのに、この差は何か。
で、確認してみれば、監督が変わっているじゃないか。これはいかん。なんでじゃ。さらにウィキペディアで検索してみると、1作目の映画がヒットしたのを受けて、TVドラマとして続編が作られることとなったものの、1作目のヒットが予測以上だったので、急遽TVドラマを映画に編集したという事情らしい。そういう事情で監督変更があったのは理解したが、だからといって、ここまでレベルダウンする理由にはならんだろう。
非常にタチが悪いのは、完全に中途半端なモヤモヤ状態で2が終わること。2時間以上観せておいてクリフハンガーはいかん。単体でも成立するように仕上げないと(劇場で観た人はさぞや釈然としなかったことだろう)。
無痛症の巨人が登場するのだが、これも原作から登場しているとは思うが、実にリアリティがない。無通症と聞くと、痛みを感じないんだからものすごく強かろうと思いがちだが、生物としてのフィジカルな危機シグナルを察知できないのだがら、死ぬ確率は倍どころの騒ぎではない。ましてやこんな暴れん坊が、生存できる確率は極めて低い。でも、1作目にあったような勢いとノリが2作目にもあれば、こんなことは絶対に気にならなかったに違いないのに。
日本でも2・3と相次いで劇場公開されていたのだが、これは劇場公開が許されるレベルとは言いがたい。
確信して言わせて貰うが、絶対に前の監督が手掛けていればおもしろくなっただろう。いや、せめて編集に携わってもらうなり、なんらかの形で関与してもらうべきだったろう。とはいえ、乗りかかった船、1を観た人は2以降を観ないわけにはいかないだろう。それほど魅力的な魔力をもった原作ということなのか。そして、そんな原作の力にあぐらをかいて、ちゃらんぽらんな続編にしてしまったスタッフを呪う。ん~、結局、私は3を観て、このモヤモヤを晴らすと思うのだが、それがワナにはまったみたいで悔しい。
とにかく、3作目をみてから、このシリーズに足を踏み込むべきか否かを判断したいと思う。評価保留。
#原作の段階から“火と戯れる女”という副題はついているようだが、登場するどの女性も火と“戯れ”てはいないと思うんだが。
出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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