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公開年:2005年
公開国:アメリカ
時 間:120分
監 督:ライアン・ジョンソン
出 演:ジョセフ・ゴードン=レビット、ノラ・ゼヘットナー、ルーカス・ハース、ノア・フレイス、マット・オリアリー、エミリー・デ・レイヴィン、リチャード・ラウンドトゥリー、ミーガン・グッド、ブライアン・ホワイト、ノア・セガン 他
受 賞:【2006年/第59回カンヌ【2005年/サンダンス映画祭】審査員特別賞
南カリフォルニアの高校生ブレンダンは、排水溝に横たわる元彼女エミリーの死体を発見。その2日前、2ヵ月前に別れたエミリーから助けを求める電話を受けたが、彼女は“ブリック”“ピン”といった謎の言葉を残しただけで要領を得なかった。ブレンダンは唯一の友人ブレインの協力を得て、エミリーの捜索に乗り出したのだが…というストーリー。
まあ、サンダンスで評価される作品らしいといえばらしいのだが、あくまで将来性を感じさせなくはないというだけであって、本作自体のデキがいいわけではない(とワタシは思う)。
思わせぶりな演出がつづくのだが、根本のストーリーはあまりにも単純だし、その思わせぶりも特段理由があってそうしているわけではない。アクションシーンには、“お!?”と思わせるところも無くはないのだが、最終的にはそれっぽく外面を整えるのに助力しているだけ。奇を衒ってみただけ。この製作姿勢は、まったく評価できない。
色々、どう面白くなるのかと期待はしたのだが、結局はチンピラ高校生たちのチッポケな犯罪ストーリー以上のなにものでないし、本来クローズアップすべきである愛する者のための謎解きも不完全燃焼。“消された暗号”なんって邦題がつけられているが、ピントはずれもいいところ。なんといっても、根本的に愛のために行動しているように見えないのが致命的。
ほどなく観た人の脳裏から消えてなくなるであろう駄作である。残念だが、このままでは、この監督は世で評価される日はこない。おそらくこの受賞自体が彼のためになっていない(サンダンスは、若い監督を奨励するつもりで、かえって芽を潰してしまったんだろう)。時間の無駄なのでお薦めしない。吹替え音声もないのだが、加えて字幕のデキも悪い。
出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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