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公開国:日本
時 間:110分
監 督:塚本連平
出 演:市原隼人、麻生久美子、根岸季衣、ガッツ石松、竹中直人、坂井真紀、佐々木蔵之介、志賀廣太郎、酒井敏也、森崎博之、石野真子、片桐はいり、掟ポルシェ、宮地雅子、安藤玉恵、脇知弘、賀来賢人、石田卓也、加治将樹、倉科カナ、小柳友、冨浦智嗣、水沢奈子、宇田学、成嶋こと里、豊田エリー 他
コピー:いっちょイタズラいきますか。
1979年のとある田舎町。イタズラ大好きの“ママチャリ”たち7人は、気ままな高校生活を送っていた。そんな中、新任の駐在さんが彼らの前に立ちはだかる。その駐在さんは、イタズラをされるとしっかりやり返してくるという大人げのない人物。ママチャリたちが仕掛ける“嵐のチャリンコライダー作戦”“鉄の嵐作戦”“SM貴族作戦”などにことごとく応戦。時には、公務員らしからぬ手段すら行使する駐在さんと7人の攻防は、長期戦に突入するのだった…というストーリー。
市原隼人の出ている作品を初めて観た(芸人が彼のモノマネをしたのを見てもよくわからなかったのだが、本作を観てもよくわからなかった)。イキのいい役者だし、コミカルな本作にはマッチしていると思うが、ちょっと単調だったかも。
イタズラ好きなバカ高校生たちと駐在さんという設定はすごく良い。かわいい馬鹿共は観ていて楽しいし、冒頭の掴みも良かったと思う。で小ネタのオンパレードだが、微笑ましいシーンの連発で決して悪くない。でも、どういうわけか空回りというか冷めてしまうのは何故なのか。
原作がそうなんだろうが、舞台を1979年にする意味が極めて希薄。町並みや小道具で雰囲気を作るべきなのだが、建造物などから1979年であることは伝わってこないし、むしろ現代の田舎にしか思えない。予算がないのはわかるが、1979年であることを表現するために、当時のCMや歌謡曲を無理やり挟みこむことしかできないのが、けっこうヒドい。
ラストに向かうにつれほころびが広がっていく。子供の心臓手術に子供の同意が必要?そんな手続きないでしょ。根本的に、最後にあんな中途半端な人情話はいらないんじゃなかろうか…と思うし。
同僚の警察官の台詞は「花火の代金払ってまいりました」じゃなくて「花火の請求書です」じゃないんだろうか。同僚の警官があの金額を立て替えたわけ?何かおかしいでしょ。こういうディテールの荒さが興醒めを招いている。
嫌いじゃないけど、凡作どまり。ファンキーモンキーベイビーズの曲が全然マッチしてないんだよなぁ。コメディなのにノリや雰囲気が作れていない作品。
出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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