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公開年:1986年
公開国:アメリカ
時 間:88分
監 督:ロブ・ライナー
出 演:ウィル・ウィートン、リヴァー・フェニックス、コリー・フェルドマン、ジェリー・オコンネル、キーファー・サザーランド、ジョン・キューザック、リチャード・ドレイファス、フランシス・リー・マッケイン 他
受 賞:【1986年/第61回アカデミー賞】脚色賞(レイノルド・ギデオン、ブルース・A・エヴァンス)
【1986年/第44回ゴールデン・グローブ】作品賞[ドラマ]、監督賞(ロブ・ライナー)
【1986年/第2回インディペンデント・スピリット賞】作品賞、監督賞(ロブ・ライナー)、脚本賞(ブルース・A・エヴァンス、ロブ・ライナー)
ゴーディ、クリス、テディ、バーンの4人は秘密小屋の中に集まっては、喫煙したりカードをしたり、いつも一緒に遊んでいた。ある日、行方不明になっている少年が、30キロ先の森の奥で列車にはねられ、死体が野ざらしになっているという場所があるという事を兄から盗み聞きしたバーンは、ゴーディたちにそれを話す。死体を見つけて有名になろうとした4人は、死体探しの旅に出かけるのだが…というストーリー。
またもや、“いまさらながら、この名作観てませんけど、何か問題でも?”シリーズ(笑)。
スティーブン・キング原作といえば、精神を病んだ犯罪者か、超能力者か、宇宙人か、って感じなのだけど、本作にはどれもないですな(キングらしくないとはいえ、唯一、パイ大食い大会の惨劇の悪趣味さだけは、それらしかったけど)。
ものすごくここが面白いとか、ここが独特とか、そういう所は無いんだけど、何とも目が離せなかった作品。どこか自分の経験の記憶とダブったり、環境や立場にシンパシーを感じたりしてるからかもしれない。程度の差はあれ、面白いと感じている人は、そういう感覚なんじゃなかろうか。でも、全然面白くないという人がいるのも事実なんだよね。私なんかは、面白さについて理屈を考える前に、脳内の中に何かに直結してしまう感じなんだけど、本作の4人みたいな経験をしたことない人なんかは、この感覚は無いんだろうな。
#もしかして、男にしかわからなかったりする?どうなんだろ。
ストーリー展開的には、かなり薄いと思うんだけど、かえってそれが郷愁を誘う。ラストに進むにつれて、何ともいえない匂いが漂う、稀有な作品だと思う。正直いって、今の今まで、きちんと観なかったことをちょっと悔やんでいる。男性ので本作を観ていない方。観よう。
#これを観ての感想って、どういう子供時代を過ごしたかの、一つの判断材料かもしれないね。
それにしても、リヴァー・フェニックスはもったいないですな。ドラッグ撲滅!
出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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