×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
公開年:1972年
公開国:香港
時 間:100分
監 督:ブルース・リー
出 演:ブルース・リー、ノラ・ミヤオ、チャック・ノリス、ロバート・ウォール、ジョン・T・ベン、ウォン・インシク 他
コピー:世紀の闘神ブルース・リー! 鮮烈必殺技のすべてを叩き込んで 宿敵ヨーロッパの群雄を打ち砕く
唸り飛ぶ迫真のダブル・ヌンチャク 壮麗ローマ・コロシアム大遺跡の一騎打ち 烈昂の叫びと共に噴きあげる《クン・フー》クライマックス!
ローマにある中華レストランが、地元ギャングに地上げのターゲットとなり、毎日のように嫌がらせを受け、とうとう客がほとんどこない状態に。亡き父からその店を継いだ女性オーナーのチェンは困り果て、父の知人であった香港の弁護士に相談すると、弁護士本人ではなく、その従兄のタン・ロンが手助けにやってきた。タンは中国語しか話せない田舎者で、ローマの習慣に戸惑うばかり。はじめのうちはレストランの従業員たちにも馬鹿にされていたが、ギャングが送り込んできたチンピラをカンフーの技で一蹴したことで、信頼を得るのだった。タンの助力によって従業員たちは勢いづくが、ギャングの手口はエスカレートしていき…と言うストーリー。
カンフー版『ローマの休日』?って感じで始まる。田舎からでてきたダサいやつが、意外と強くてキュンとしちゃう!だけど、奥手で純情っていう、ありがちな内容だ。
ブルース・リー演じるタン・ロンというキャラクターが、他作品では観られない陽気さで、めずらしかった。
スープだけが5皿でてくるとか、すべってるシーンは散見されるが、そのほのぼのしたユーモアさも、無理に演じている様子はなくて、非常に楽しそうである。
木製の投げ矢って、割り箸みたいな軽そうな素材なのによく刺さるな…とか。
“シンジゲート”なんていうからどんなに大きな組織なのかと思ったら、なんて事の無い規模で、せいぜい十数人単位の喧嘩じゃん…とか。
ギャング側がみんなでマシンガンをもってきちゃえば、簡単に方が付いちゃうよな…とか。
まあ、色々釈然としないところは山積みされるんだけど、細かいことはどうでもいい…と思わせてくれるだけの、痛快なアクションと愉快さに溢れていて、前半のオモシロさはなかなか。
でも、さすがにそれだけでは話は終わらないので、後半は無理やり盛り上げる。もっと戦力を投入して制圧すりゃあいいのに、お姉ちゃんを誘拐してみたり、わざわざタン・ロンに合わせて格闘家を呼んできて対決させたりと、アホっぽい展開に。それに伴いタン・ロンのキャラクターからコミカルさが消え失せ、なにか一貫性のない感じに。
日本人を卑下したいんなら、それなりに日本語を喋れるやつをつかえばいいのに…とか。
とってつけたような、シェフが 内通者でした…とか、あんまり意味ないね…とか。
あの子猫のカットはなんだ?とか。
やっぱり、変なところは散見されるのだが、こり、せっかくいい感じだったのに尻すぼみか…と諦めかけたところで、チャック・ノリス登場。馬鹿馬鹿しいのはわかってるんだけど、ブルース・リーとチャック・ノリスが大真面目に対決してくれるもんだから見入ってしまう。これが、なかなか迫真で美しさすら感じるほど。映画の格闘シーンでは、トップクラスのデキかもしれない。
#これが、チャック・ノリス伝説のはじまりか…と思うとちょっと感慨深い。
途中、意味もなくお色気を挟んできたりするのを見ると、映画を“興行”“見せ物”という位置付けで製作しているな…という印象を強く感じる。もっと、高尚なものに仕上げることができたと思うが、まあ、ブルース・リーが出てさえすれば、なんとでもなる…っていう沈黙シリーズのセガールに通じる勢いを感じる。娯楽作品としてはアリだと思う。
ブルー・スリー主演作の中では、上位のおもしろさだと思う。まあまあ、いい感じ。
公開国:香港
時 間:100分
監 督:ブルース・リー
出 演:ブルース・リー、ノラ・ミヤオ、チャック・ノリス、ロバート・ウォール、ジョン・T・ベン、ウォン・インシク 他
コピー:世紀の闘神ブルース・リー! 鮮烈必殺技のすべてを叩き込んで 宿敵ヨーロッパの群雄を打ち砕く
唸り飛ぶ迫真のダブル・ヌンチャク 壮麗ローマ・コロシアム大遺跡の一騎打ち 烈昂の叫びと共に噴きあげる《クン・フー》クライマックス!
ローマにある中華レストランが、地元ギャングに地上げのターゲットとなり、毎日のように嫌がらせを受け、とうとう客がほとんどこない状態に。亡き父からその店を継いだ女性オーナーのチェンは困り果て、父の知人であった香港の弁護士に相談すると、弁護士本人ではなく、その従兄のタン・ロンが手助けにやってきた。タンは中国語しか話せない田舎者で、ローマの習慣に戸惑うばかり。はじめのうちはレストランの従業員たちにも馬鹿にされていたが、ギャングが送り込んできたチンピラをカンフーの技で一蹴したことで、信頼を得るのだった。タンの助力によって従業員たちは勢いづくが、ギャングの手口はエスカレートしていき…と言うストーリー。
カンフー版『ローマの休日』?って感じで始まる。田舎からでてきたダサいやつが、意外と強くてキュンとしちゃう!だけど、奥手で純情っていう、ありがちな内容だ。
ブルース・リー演じるタン・ロンというキャラクターが、他作品では観られない陽気さで、めずらしかった。
スープだけが5皿でてくるとか、すべってるシーンは散見されるが、そのほのぼのしたユーモアさも、無理に演じている様子はなくて、非常に楽しそうである。
木製の投げ矢って、割り箸みたいな軽そうな素材なのによく刺さるな…とか。
“シンジゲート”なんていうからどんなに大きな組織なのかと思ったら、なんて事の無い規模で、せいぜい十数人単位の喧嘩じゃん…とか。
ギャング側がみんなでマシンガンをもってきちゃえば、簡単に方が付いちゃうよな…とか。
まあ、色々釈然としないところは山積みされるんだけど、細かいことはどうでもいい…と思わせてくれるだけの、痛快なアクションと愉快さに溢れていて、前半のオモシロさはなかなか。
でも、さすがにそれだけでは話は終わらないので、後半は無理やり盛り上げる。もっと戦力を投入して制圧すりゃあいいのに、お姉ちゃんを誘拐してみたり、わざわざタン・ロンに合わせて格闘家を呼んできて対決させたりと、アホっぽい展開に。それに伴いタン・ロンのキャラクターからコミカルさが消え失せ、なにか一貫性のない感じに。
日本人を卑下したいんなら、それなりに日本語を喋れるやつをつかえばいいのに…とか。
とってつけたような、シェフが 内通者でした…とか、あんまり意味ないね…とか。
あの子猫のカットはなんだ?とか。
やっぱり、変なところは散見されるのだが、こり、せっかくいい感じだったのに尻すぼみか…と諦めかけたところで、チャック・ノリス登場。馬鹿馬鹿しいのはわかってるんだけど、ブルース・リーとチャック・ノリスが大真面目に対決してくれるもんだから見入ってしまう。これが、なかなか迫真で美しさすら感じるほど。映画の格闘シーンでは、トップクラスのデキかもしれない。
#これが、チャック・ノリス伝説のはじまりか…と思うとちょっと感慨深い。
途中、意味もなくお色気を挟んできたりするのを見ると、映画を“興行”“見せ物”という位置付けで製作しているな…という印象を強く感じる。もっと、高尚なものに仕上げることができたと思うが、まあ、ブルース・リーが出てさえすれば、なんとでもなる…っていう沈黙シリーズのセガールに通じる勢いを感じる。娯楽作品としてはアリだと思う。
ブルー・スリー主演作の中では、上位のおもしろさだと思う。まあまあ、いい感じ。
PR
この記事にコメントする
プロフィール
HN:
クボタカユキ
性別:
男性
趣味:
映画(DVD)鑑賞・特撮フィギュア(食玩/ガシャポン)集め
自己紹介:
一日一シネマ。読んだら拍手ボタンを押してくだされ。
出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
カウンター
カレンダー
10 | 2024/11 | 12 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
ブログ内検索
最新記事
(09/01)
(08/31)
(08/30)
(08/29)
(08/28)
(08/27)
(08/26)
(08/25)
(08/24)
(08/23)
(08/22)
(08/21)
(08/20)
(08/19)
カテゴリー
アーカイブ
最古記事
(09/28)
(09/29)
(09/30)
(10/01)
(10/02)
(10/03)
(10/04)
(10/05)
(10/06)
(10/07)
(10/08)
(10/09)
(10/10)
(10/11)
最新コメント
[06/03 離脱ラバ]
[06/03 離脱ラバ]
[06/03 離脱ラバ]
[04/28 ETCマンツーマン英会話]
[10/07 絶太]
最新トラックバック